盗作の事実を知った韓国人は次のように述べている。
|
日本のオリジナル | 韓国のコピー | |
Les Misérables, ああ無情 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 池田宣政 (Ikeda Nobumasa) illustrator: 吉邨二郎 (Yoshimura Jirou) |
Les Misérables, 쨘・발쨘 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Man in the Iron Mask, 鉄仮面 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 江戸川乱歩 (Edogawa Rampo) illustrator: 梁川剛一 (Yanagawa Goh-ichi) |
Man in the Iron Mask, 철가면 (1954)
(東國文化社 世界名作選集) Man in the Iron Mask, 鐵假面 (1957) (학원사 세계명작문고) |
|
Robinson Crusoe, ロビンソン漂流記 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 南洋一郎 (Minami Yoh-ichirou) illustrator: 椛島勝一 (Kabashima Katsuichi) 「ロビンソンクルーソー」は、日本では「ロビンソン漂流記」と翻訳された。
|
Robinson Crusoe,
로빈슨 漂流記 (1957)
(東國文化社 世界名作選集) 韓国人の翻訳者は、英語の原文を読まずに日本語の翻訳を翻訳したため、同じタイトルになった。
|
|
Sans Famille, 家なき子 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 久米元一 (Kume Gen-ichi) illustrator: 田代光 (Tashiro Hikaru) 元のタイトル "Sans Famille"は "Without Family"を意味する。「家なき子」とは、「家がない子ども」。
|
Sans Famille, 집없는 天使 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) 「집없는 천사」とは、「家がない天使」。
|
|
The Three Musketeers, 三銃士 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 久米元一 (Kume Gen-ichi) illustrator: 梁川剛一 (Yanagawa Goh-ichi) |
The Three Musketeers, 삼총사 (1959)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Little Lord Fauntleroy, 小公子 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 千葉省三 (Chiba Shohzou) illustrator: 北宏二 (Kita Kohji) |
Little Lord Fauntleroy, 소공자 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) 表紙絵は本の中の挿絵を利用している。
|
|
The Prince and the Pauper, 乞食王子 (1950)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 太田黒克彦 (Ootaguro Katsuhiko) illustrator: 黒崎義介 (Kurosaki Yoshisuke) |
The Prince and the Pauper, 거지王子 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
|
The Prince and the Pauper, 거지王子 (1957) (學園社 世界名作文庫) 甘い汁を吸ったのは、東國文化社だけではなかった。
東國文化社は自分自身が盗作していたので、學園社に抗議できなかった。違う会社なのに表紙が同じ2つの本を見た韓国人は不思議に思わなかっただろうか? |
|
The Adventures of Tom Sawyer,
トム・ソウヤーの冒険 (1952)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 佐々木邦 (Sasaki Kuni) illustrator: 吉邨二郎 (Yoshimura Jirou) 今と違い、「トムソーヤー」ではなく、「トムソウヤー」と訳されている。
|
The Adventures of Tom Sawyer, 톰 소ー야의 冒険 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) 日本語を翻訳したため、タイトルでは「トムソーヤ」となっているが、
解説では「トムソオヤ」となっていて、統一されていない。
(韓国ブログ)
|
|
|
|
|
Deux Ans de Vacances, 十五少年漂流記 (1951)
(講談社 世界名作全集) translator: 太田黒克彦 (Ootaguro Katsuhiko) illustrator: 村上松次郎 (Murakami Matsujirou) 元のタイトルは「2年間のバケーション」である。日本では「十五少年漂流記」と翻訳された。
|
Deux Ans de Vacances, 十五少年漂流記 (1959)
(東國文化社 世界名作選集) 韓国のタイトルもそのままである。
|
|
Best Stories of Shakespeare, シェクスピア名作集 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 大木惇夫 (Ooki Atsuo) illustrator: 田中良 (Tanaka Ryou) 5編収録 - ヴェニスの商人 / ロミオとジュリエット / ハムレット / 眞夏の夜の夢 / リア王
「シェクスピア」は、現在では「シェイクスピア」と表記されている。 |
Best Stories of Shakespeare, 쉑스피어名作集 (1954)
(東國文化社 世界名作選集) 5編収録 - 베니스의 상인
/ 로미오와 쥬리엩
/ 하무렡 / 여름밤의 꿈
/ 리어왕
表紙絵は本の中の挿絵を利用している。 「셰익스피어」でなく「쉑스피어」、 「줄리엣」でなく「쥬리엩 」、 「햄릿」でなく「하무렡」。 これは日本語を訳した影響である。 |
|
Treasure Island, 宝島 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 高垣眸 (Takagaki Hitomi) illustrator: 嶺田弘 (Mineta Hiroshi) |
Treasure Island, 보물섬 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Gulliver’s Travels, ガリバー旅行記 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 那須辰造 (Nasu Tatsuzou) illustrator: 松野一夫 (Matsuno Kazuo)
「あっ! だめだ!」
船長は、ものすごいさけびをあげて、手をふった。 「ボートをおろせ。」 だが、ボートは一せきしかない。刻々と危険はせまってくる。 |
Gulliver’s Travels, 가리버 旅行記 (1958)
(東國文化社 世界名作選集)
「아! 큰일이다。」
선장은 맹수와 같은 소리를 지르며 손을 휘겼다。 「보ー트를 내려」 그러나 보ー트는 한 척 밖에 없었다. 한초 한초 위험은 닥아 왔다。 |
|
|
|
|
A Little Princess, 小公女 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 水島あやめ (Mizushima Ayame) illustrator: 加藤まさを (Katou Masao) 「小公女」という言葉は特殊な言葉で、日本ではあまり使われない。
|
A Little Princess, 소공녀 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) 「소공녀」は韓国では造語である。
|
|
|
|
|
The Count of Monte Cristo, 巖窟王 (1950)
(講談社 世界名作全集) translator: 野村愛正 (Nomura Aisei) illustrator: 梁川剛一 (Yanagawa Goh-ichi) 明治時代の1901年に、黒岩涙香が「史外史伝巌窟王」の題名で翻案し、発表した。
以来、日本では、「モンテ・クリスト伯」よりも「巌窟王」という題名の方が有名になっている。
|
The Count of Monte Cristo, 巖窟王 (1956)
(東國文化社 世界名作選集) 韓国でも黒岩涙香の翻訳本が読まれ、「巌窟王」という題名が知られている。
表紙絵は本の中の挿絵を利用している。 |
|
Journey to the West, 西遊記物語 (1951)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 宇野浩二 (Uno Kohji) illustrator: 耳野卯三郎 (Mimino Usaburou) |
Journey to the West, 西遊記 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Heidi, アルプスの少女 (1956)
(講談社 世界名作全集) translator:吉田絃二郎 (Yoshida Genjirou) illustrator:蕗谷虹児 (Fukiya Kohji) 原題は「Heidis Lehr- und Wanderjahre」(ハイジの修行時代と遍歴時代)及び「Heidi kann brauchen, was es gelernt hat」(ハイジは習ったことを使うことができる)である。
「アルプスの少女」と訳した。
背景の山はマッターホルンである。 |
Heidi, 앨프스의소녀 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) 日本人が訳したタイトルをそのまま使用した。
背景の山はマッターホルンであることを理解せずに描いているため、ただの山になってしまった。 |
|
解説 原作者と作品について 那須辰造 この「アルプスの少女」は、原名を「ハイジ」といいます。 作中の主人公の名が、そのまま物語の名になっているのです。 作者は、スイスの国のヨハンナ・スピりという女の人であります。 みなさんは、これまで、イギリスやロシアや、フランスやドイツなど、ヨーロッパの進んだ大国の小説を、たくさんお読みになったでしょう。 が、スイスというような小さい国が、その実どんなに文化が進んでいて、どんな文学が生れていたかを、あまり注意しなかったでしょう。 スイスは、ヨーロッパのアルプス山脈中にある小国で、わが国の四国地方ほどの広さしかありません。 ユングフラウだのマッターホルンなど、有名な高山がそびえ、湖水がいたるところにあって、風景の美しい国です。 スイスの東と北の部分は、住民がドイツ系で、西の方はフランス系、南の小部分はイタリア系でありますから、小さい国だのに三つの国語が使われています。 そのことでもわかるように、この国は、十五世紀の終りごろ独立するまでは、となりの大国に支配されていたのでした。 |
해설 이 「앨프스의 소녀」는 원명이 「하이지」로 되어 있읍니다。 이 소설의 주인공의 이름이 그대로 작품의 이름으로 되어 있읍니다。 작자는 스위스의 「요한나 스피리」라고 하는 부인입니다。 여러분은 지금까지 영국、프랑스、독일、노시아 등 유우롭의 큰나라의 소설을 많이 읽어 보았을줄 압니다。 그러나 스위스같은 작은 나라가、기실은 얼마나 문화가 진보 되있으며、어떠한 문학이 생겨 났는가에 대해서는、 그다지 주의하지 않았을 것입니다。 스위스는 유우롭의 앨프스산맥 가운데에 있는、 매우 좁은 나라입니다 。 「융그 플라우」라든가 「맛타아호른」 등의 유명한 높은산이 솟아있고、간곳 마다 호수가 있어서、경치가 매우 아름다운 나라입니다。 스위스의 동쪽과 북쪽 부분의 주민은 독일계통이고、서쪽은 프랑스계통、 남쪽 소부분은 이태리 계통이기 때문에、 조그마한 나라이지만 새나라의 국어가………… |
|
その一 アルムじいさんとハイジ スイスという国は、みなさんもごぞんじの、アルプスの山につつまれ、青い湖に、 高い山々の雪渓のかげをうつした美しい国です。 この物語は、そこのアルプスの山の中に住んでいたひとりのおじいさんと、ハイジという、その孫娘を中心として書かれたものです。 アルムの岩山の深い谷を見おろす岩の上に、ただ一軒の小屋がありました。 谷には六月のお花畑をかざって、いろいろな花がかおっていました。 小屋からはお花畑や、お花畑の上をかすめて行くうすい雲や、雲のきれめから翡翠のように青い牧草をかがやかしている牧場が、ひとめにながめられるのでした。 肩はばの広い、背の高い、まゆ毛のこい、ひげのもじゃもじゃはえたアルムじいさんは、アルムの山の上に小屋をたてて、自分ひとりでくらしているのでした。 |
제一부 아르무 영감님과 하이지 스위스라는 나라는、 여러분도 잘 아는 바와 같이、 앨프스의 산맥으로 둘러싸여、 여기저기 맑고 푸른 호수에、 흰눈을 이은 높은 산의 그림자가 곱게 비치는 아름다운 나라입니다。 이 이야기는 그 앨프스 산속에서 살고 있던 한 할아버지와、그의 손녀되는 하이지라고하는 소녀를 중심으로하여 쓴것입니다。 아르무의 바위산 깊은 골짜기를 내려다보는 바위 위에 오막살이 집 한채가 있었읍니다。 골짜기에는 유월의 좋은 건기를 당하여 가지가지의 향기로운 꽃들이 피어 있었읍니다。 오막살이 산막에서는 화려한 꽃밭과 꽃밭 위를 흘러가는 엷은 구름과、 구름 끊인 사이로 비추와도같이 푸른풀이 빛나는 목장의 풍경이 한눈에 바라보였읍니다。 어깨가 턱 펴진 키가 크 그 눈섶이 시꺼멓고 수염이 덥수룩한 아르무 할아버지는、 아르무산 위에 산막을 짓고、혼자서 살고 있었읍니다。 |
|
「おじいさん、世界じゅう歩いたって、こんなおいしいものはありませんねえ。」 ハイジがそういった時、戸の外にするどい口笛の音が聞えました。 ハイジは脱兎のごとくとび出しました。岩山をとびまわり、はねまわる、やぎの群れのまん中にペーテルが立っていました。 ペーテルはハイジを見ておどろいたまま、なんにもいえませんでした。 「こんばんは、ペーテル!」 と、声をかけ、ハイジはやぎの群れにとびこんで行きました。 「白鳥や、小ぐまや、あたしがだれだかわかって?」 やぎたちはハイジの声を思い出しました。 さもうれしそうに、自分たちの頭をハイジにこすりつけ、息づかいあらく息をしました。 それからハイジがほかのやぎの名をよびますと、よばれたやぎたちはとびあがって、ハイジのまわりに集まってきました。 「ひわ」は、がまんしきれなくなったのか、空にとびあがるようなかっこうで、二ひきのなかまをおしのけて、すこしでもハイジに近づこうとしました。 気の弱い「雪」までが、いじわるの「トルコ人」をおしのけて、ハイジに近づいてきました。 |
「할아버지、 이 세상에서 이처럼 맛좋은것은 절대로 없어요!」 하이지가 이렇게 말했을때、 문밖에서 날카로운 휘파람소리가 들렸읍니다。 하이지는 토끼새끼모양으로 뛰어났읍니다。 이리뛰고 저리뛰는 산양떼에 둘러쌓여 페에테르가 서있었읍니다。 페에테르는 하이지를 보고 놀라서 말도 믓했읍니다。 「잘있었니? 페에테르。」 하고 말하면서、하이지는 양떼속으로 뛰어들었읍니다。 「백조야、 비호야、내가 누군지 알겠니?」 양들은 하이지를 알아보고、기쁜듯이 머리를 하이지에게 부벼대머、 숨결도 거칠었읍니다。 다른 양들도 제각기 하이지한테로 몰려들어 둘러쌌읍니다。 |
|
ハイジはとても幸福でした。ハイジはうでをのばして、かれんな「雪」をだいてやり、不幸な「ひな」をなでてやりました。
ハイジはペーテルのそばに近づいて行きました。ペーテルはまだおどろきからさめないで、そこに立っていました。 「ペーテルや、なぜあいさつしないの?」 |
하이지는 행복스러웠읍니다。 페에테르는 아직도 정신을 못채리고 거기 서있었읍니다。
「페에테르야、너 왜 아무말이 없니?」 |
|
おばあさまは、ペーテルのおばあさんをさえぎって、 「まあおばあさん、神さまのお目には、あたしたちはみんなまずしき弱いものです。 そしてみんなおなじように、神さまのお助けをいただかなければなりません。 それはそれとしてあたしたちは、お別れをしなければなりません。 でもまたじきにおめにかかります。来年またアルムのお山をたずねる時は、あたしたちはまっ先にあなたにおめにかかります。 あたちたちはあなたをわすれはいたしません。」 おばあさまは、さよならといって、ペーテルのおばあさんの手をもう一度にぎりました。 ヘル・ゼーゼマンとおばあさまはお山をくだって行きました。 ハイジはおじいさんのそばにくっついてかけて行きました。 二日たつとおばあさんにとどけられるベッドのことを考えると、とてもうれしくて一歩一歩とびあがって歩かずにはいられないのでした。 |
할머니는 페에테르네할머니의 말을 막으며、 「할머니、하느님의 눈에는、 우리는 모두가 가난하고 약한 인간 입니다。 그리고 누구나 하느님의 구원을 받아야만 합니다。그러나 저러나 우리는 헤어저야 되겠읍니다。 내년에 또 아르무산을 찾아올때에는、우리는 먼저 당신을 찾겠읍니다。우리는 당신을 잊지 않겠읍니다。」 할머니는 페에테르네 할머니의 손을 다시한번 붙잡았읍니다。 이리하여 헬・제에제맨과 할머니는 산을 내려가고、 할아버지는 크라라를 업고 산막으로 돌아 왔읍니다。 하이지는 그 옆에 붙어서 뛰어 갔읍니다。 이틀후에 도착할 침대 생각을 하면、어찌나 기쁜지 깡충깡충 뛰어가지 않을 수 없었읍니다。 |
|
だけど次の朝、クララと別れなければならなかった時は、ハイジもぼろぼろとなみだを落しました。 クララも、ハイジやおじいさんや、かの女のいままでの生活でいちばんたのしかった美しいお山のうちにさよならをいってないてしまいました。 ハイジはいっしょうけんめいになって、クララをなぐさめました。 | 그러나 다음날 아침、 크라라와 헤어지게된 하이지는、 떨어지는 눈물을 참을 수 없었읍니다。 크라라도 가장 즐겁던 생활과、 그리고 하이지와 할아버지를 작별하면서、석별의 눈물을 흘렸읍니다。 그래도 하이지가 크라라를 열심히 위로 하였읍니다。 | |
Ivanhoe, 覆面の騎士 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 久米元一 (Kume Gen-ichi) illustrator: 沢田重隆 (Sawada Shigetaka) |
Ivanhoe, 覆面의騎士 (1956)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Arsène Lupin, 怪盗ルパン (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 保篠龍緒 (Hoshino Tatsuo) illustrator: 高畠華宵 (Takabatake Kashou) 厳密に言えば、「Lupin」は「リュパン」と翻訳する必要がある。「リュパン」は日本語では少し発音が難しかったので、「ルパン」と訳した。
|
Arsène Lupin, 怪賊루팡 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) 「루팡」も「ルパン」と発音され、日本語と同じである。
韓国の翻訳者も「ルパン」と翻訳した。なぜなら、韓国人はフランス語の原文を読まずに日本語の翻訳を翻訳したからである。
|
|
King Solomon’s Mines, ソロモンの洞窟 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 高垣眸 (Takagaki Hitomi) illustrator: 鈴木御水 (Suzuki Gyosui) |
King Solomon’s Mines, 솔로몬의 동굴 (東國文化社 世界名作選集) |
|
Greek mythology, ギリシア神話 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 高津春繁 (Kohdu Harushige) illustrator: 伊原宇三郎 (Ihara Uichirou) |
Greek mythology, 그리시아신화 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
The Scarlet Pimpernel, 紅はこべ (1952)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 小山勝清 (Koyama Katsukiyo) illustrator: 北宏二 (Kita Kohji) |
The Scarlet Pimpernel, 분홍꽃 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) “紅はこべ”がどんな植物かわからなかったのだろう。
「분홍꽃 (ピンクの花)」と翻訳した。「Scarlet Pimpernel」はピンクではない。現在は、「Scarlet Pimpernel」は「뚜껑별꽃」と翻訳されている。
(wikipedia)
|
|
The Admirable Lady Biddy Fane, 魔境千里 (1953)
(講談社 世界名作全集) translator: 野村 愛正 (Nomura Aisei) illustrator: 林 唯一 (Hayashi Tadaichi) |
魔境千里 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) 魔境千里 (1957) (學園社 世界名作文庫) |
|
Journey to the Center of the Earth, 海底旅行 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 村上啓夫 (Murakami Hiroo) cover/illustrator: 樺島勝一 (Kabashima Katsuichi) |
Journey to the Center of the Earth, 해저여행 (1955)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
|
|
|
Don Quixote, ドン・キホーテ (1953)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 那須辰造 (Nasu Tatsuzou) illustrator: 村山知義 (Murayama Tomoyoshi) |
Don Quixote, 돈・키호ー테 (1957)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
三国志物語 (1953)
(講談社 世界名作全集) translator: 野村 愛正 (Nomura Aisei) illustrator: 羽石 弘志 (Haneidhi Koji) |
삼국지 (1957)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Girl of the Meadows, 牧場の少女 (1953)
(講談社 世界名作全集) translator: 森本ヤス子 (Morimoto Yasuko) illustrator: 古賀亜十夫 (Koga Asoo) |
Girl of the Meadows, 牧場의少女 (1957)
(東國文化社 世界名作選集) Girl of the Meadows, 牧場의少女 (1957) (學園社 世界名作文庫) |
|
Robin Hood / George Cockburn Harvey
ロビン・フッドの冒険 (1951) (講談社 世界名作全集) translator: 千葉 省三 (Chiba Syozo) illustrator: 沢田 重隆 (Sawada Shigetaka) |
Robin Hood / George Cockburn Harvey
로빈훗드의 모험 (1961) (東國文化社 世界名作選集) |
|
King Arthur, アーサー王物語 (1952)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 白川渥 (Shirakawa Atsushi) illustrator: 寺内万治郎 (Terauchi Manjirou) |
King Arthur, 아더대왕 (1958)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Uncle Tom’s Cabin, アンクル・トム物語 (1950)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 北川千代 (Kitagawa Chiyo) illustrator: 梁川剛一 (Yanagawa Goh-ichi) |
Uncle Tom’s Cabin, 앙클・톰 (1961)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
A Christmas Carol / Charles Dickens
クリスマス・カロル (1952) (講談社 世界名作全集) translator: 北川 千代 (Kitagawa Chiyo) illustrator: 加藤 まさを (Kato Masawo) |
A Christmas Carol / Charles Dickens
크리스마스 캐롤 (1961) (東國文化社 世界名作選集) |
|
The Hunchback of Notre-Dame
ノートルダムのせむし男 (1952) editor/translator: 松本 恵子 (Matsumoto Keiko) illustrator: 林 唯一 (Hayashi Tadaichi) |
The Hunchback of Notre-Dame
노틀담의 꼽추 (1961) |
|
The Last of the Mohicans / James Fenimore Cooper
モヒカン族の最後 (1952) (講談社 世界名作全集) translator: 野村 愛正 (Nomura Aisei) illustrator: 山本 輝也 (Yamamoto Teruya) |
The Last of the Mohicans / James Fenimore Cooper
모히칸족의 최후 (1961) (東國文化社 世界名作選集) |
|
Wuthering Heights / Emily Jane Bronte
あらしが丘 (1952) (講談社 世界名作全集) translator: 山主 敏子 (Yamanushi Toshiko) illustrator: 三輪 孝 (Miwa Takashi) |
Wuthering Heights / Emily Jane Bronte
폭풍의 언덕 (1961) (東國文化社 世界名作選集) |
|
Tarzan of the Apes / Edgar Rice Burroughs
ターザン物語 (1954) (講談社 世界名作全集) translator: 塩谷 太郎 (Shioya Taro) illustrator: 梁川 剛一 (Yanagawa Goh-ichi) |
Tarzan of the Apes / Edgar Rice Burroughs
타잔 (1962) (東國文化社 世界名作選集) |
|
Stories from the "Iliad" and "Odyssey", ホメロス物語 (1952)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 本間久雄 (Homma Hisao) illustrator: 伊原宇三郎 (Ihara Usaburou) |
Stories from the "Iliad" and "Odyssey", 호마 선집 (1963)
(東國文化社 世界名作選集) |
|
Little Women, 若草物語 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 松原至大 (Matsubara Michitomo) illustrator: 嶺田弘 (Mineta Hiroshi) |
Little Women, 푸른화원 (1962)
(東國文化社 世界名作選集) かなり雑にコピーしている。
「푸르다」は「青い」、「푸른」はその連体形。現代の日本語は終止形と連体形は同じであるが、日本語の文語の様に韓国語は終止形と連体形が異なる。 「화원」は「花園 (ワウォン)」。 |
|
The Improvisatore, 即興詩人 (1952)
(講談社 世界名作全集) editor/translator: 大木惇夫 (Ooki Atsuo) illustrator: 林唯一 (Hayashi Tadaichi) |
The Improvisatore,
즉흥시인 (1958)
(學園社 世界名作文庫) 元のタイトルは「The Improvisatore」である。ウェブスターによれば、
「one that improvises something (such as verse) usually extemporaneously (何かを (例えば詩などを)即時に作る人)」、1892年森鴎外が「即興詩人」と訳した。
韓国のタイトルは日本語そのままである。
|
|
この物語のおもな人びとアントニオ物語の主人公。ローマの貧しい家の子で、母とふたりきりだった。 気だてがやさしく、小さい時、坊さんにあこがれ、また即興詩を作ることが好きだった。 ネミの花祭に行って母をなくし、後、ローマの貴族ボルゲーゼ家に養われ、学校にはいった。 そこでベルナルドオと知りあうが、歌姫アヌンチヤタに心をよせて、そのことからベルナルドオを傷つけ、ローマをのがれる身となった。 |
이 소설에 나오는 사람들안토니오이야기의 주인공. 로마의 가난한 집에 태어난 아이로서 어머니와 단둘이서 살아왔다. 이 아이는 점잖고 상냥스러운 아이로서 어렸을 때엔 승려(僧侶)가 될려고도 했다. 그리고 즉흥시도 쓰기를 즐겨 했다. 네미 꽃잔치에 가서 어머니를 잃고, 그후 로마의 귀족 보루게제 집에서 자라 학교에 들어갔다. 그곳에서 베르나르드와 알게 되었고 가희(歌姫) 아눈챠타에 마음을 빼앗기었고, 그로 말미암아 베르나르드를 피스톨로 상처를 입히고 로마를 떠나게 되었다. |
|
ベルナルドオ
ローマの貴族の子で、アントニオと学校友だち。 ダンテの「神曲」をふたりが愛読したことで親友となった。 快活だが、すこしらんぼうで、アヌンチヤタをめぐった問題で、アントニオに決闘を求め、 アントニオの暴発したピストルに傷ついた。 |
베르나르드
로마의 귀족의 아들로서 안토니오와 같은 학교에서 같이 공부하던 친구였다. 단테의 신곡(神曲)을 애독한 때서 부터 친구가 되었다. 그는 쾌활한 성격으로 좀 우락부락했다. 아눈챠타를 둘러싼 여러 문제로 안토니오에게 결투를 청했는데, 안토니오가 발사할 피스톨에 상처를 입는다. |
|
アヌンチヤタ
ナポリからローマに来て、その美しい声とすぐれた演技で、ローマ全市を熱狂させた歌劇女優。 みめうるわしいと同様に心も清らかな女性であった。 かの女は、アントニオの誠実な人がらを知って心にしたっていたが、ベルナルドオが傷ついた時の大きな不幸に心を奪われ、アントニオの誤解を受けてしまった。 |
아눈챠타
나폴리에서 로마에 온 아름다운 가희(歌姫)였다. 로마 전 시민을 미치게 한 열광적인 여배우. 외모가 아름다운 것처럼 또한 마음씨도 청결한 여성이었다. 그 여자는 안토니오의 성실한 성격을 안 후부터 마음에 사모해 왔던 것인데, 베르나르드의 불의의 상처로 말미암아 그때에 안토니오의 오해를 받게 되었다. |
|
フランチェスカ
ボルゲーゼ家の当主の姪にあたる婦人。近衛士官のファビアニと結婚する。 アントニオをかわいがって、おじや夫とともに、その教育に力をつくしてくれたが、ともすれば厳格になりすぎるところがあった。 |
프란체스카
보루게제 가(家)의 주인의 조카로서 의장대의 하사관 파비아니와 결혼했다. 이 부인은 안토니오를 대단히 귀엽게 여기고 그의 교육에 전력을 다 했다. 그러나 너무 지나칠 만큼 엄격한 점도 있었다. |
|
フラミニア
フランチェスカとファビアニの間に生れた子。 幼い時から尼寺に入れられて、小尼公と呼ばれた。 けだかい心の持主で、気の弱いアントニオをつねにかばってくれたので、アントニオは深く敬愛していた。 |
후라미냐
푸란체스카와 파비아니와의 딸로서 어린 때부터 절에서 자랐는데 그 소녀는 마음씨가 착하고도 고결했다. 마음 약한 안토니오의 괸을 언제나 들어 주었기 때문에 안토니오는 깊은 경애를 표했다.
“프란체스카”と“푸란체스카”。ハングルが統一されていない。
|
|
ララ(マリア)
ぺスツムの盲の美少女ララは、目を開いてくれたナポリの医者に養われ、 マリアと名をかえた。 後、おばのロオザとともに、ロオザの兄であるヴェネチア市長のもとにいて、 ヴェネチア一の美人といわれたが、市長の家の宴でアントニオの即興詩を聞き、 かつてぺスツムで会ったことをさとる一方、その才と人がらに深く感動した。 |
라라
눈먼 미소녀(美少女) 라라는 눈을 뜨게 해준 나폴리의 의사(醫師)에 의하여 양육되었다. 그리고 이름을 마리아라고 고칬다. 그후 아주머니인 로자와 함께 로자의 형이되는 베네치아 시장(市長) 집에 있게 되었다. 베네치아 제1의 미인이라고 불리웠는데 시장집 연회 석상에서 안토니오의 즉흥시를 듣고, 그 언젠가 베스씀에서 만난 일을 기억하게 되어 그 천재적 소질에 감동 되었다. |
|
フラア・マルチノ
幼いアントニオのもっとも崇拝した僧侶。 ある時、なくなった僧侶の骸骨などを安置した地下の礼拝堂へアントニオを案内して驚かせた。 母を失ったアントニオのことでいろいろ心配した。 |
프라・마르티노
안토니오가 어렸을 때 제일 숭배했던 승려. 그 어느 때, 죽은 승려들의 해골을 안치한 지하 예배당에 안토니오를 안내해서 놀라게 했다. 어머니를 잃은 안토니오를 위하여 여러 가지로 염려해 주었다. |
|
フェデリゴ
アントニオの家に下宿していたデンマークの画家。 幼いアントニオをかわいがって、説教や即興詩をほめたり、カタコンバにつれていったことがある。 |
페데리고
안토니오 집에 하숙하고 있었던 덴막의 화가. 어린 안토니오를 진심으로 귀여워 했다. 설교 또는 즉흥시를 칭찬했다. 카타콤바에 함께 간 일도 있다. |
|
ペッポ
いざりの乞食。「スパニア石段の王」とも、「悪人ペッポ」とも呼ばれる。 アントニオのおじで、母を失ったアントニオを引きとり、かたわにして乞食をさせようとした。 |
페포
안토니오의 아저씨로서 어머니를 잃은 안토니오를 맡았던 것이다. <악인 페포>라고 불리우는 그는 안토니오도 병신을 만들어서 자기와 같은 거지를 만들 예정이었다. |
|
ドメニカ
カンパニアの野に住む羊飼いの妻。 孤児のアントニオを引きとり、ボルゲーゼ家へわたすまで、自分の子のように愛して育てた。 |
도메니카
캄파니어의 벌판에서 양을 치는 양치기의 아내. 고아의 안토니오를 맡아가지고 보루게제 집에 보내기까지 자기친 살붙이처럼 사랑한 마음이 착한 할머니다. |
|
フルヴィア
ネミの湖畔でアントニオの運命を予言し、また、 ローマをのがれて山賊の手におちたアントニオを救って、 ナポリに行かせたふしぎな老婆。 |
프르비아
네미의 호반(湖畔)에서 안토니오의 운명을 예언해고, 로마를 떠나 나폴리에 향할 때 산적(山賊)들의 손에 붙잡힌 안토니오를 구출해서 목적지까지 보냈다. |
|
ハッバス・ダーダア
アントニオたちの学校の教師。きまじめなおこりっぽい自称詩人で、いつもペトラルカをほめ、 ダンテをけなして、ひとりで得意がっていたが、生徒からは、ばかにされていた。 |
핫바스·다다
안토니오의 학교의 교사. 정직하고 노여움을 잘 내는 자칭 시인으로 페트라르카를 숭배하고 단테를 좋게 생각하지 않았다. 혼자 의기 양양했으나 학생들로 부천 멸시를 받았다. |
|
その一
私の生いたち ローマに行ったことのある人は、ピアッツア・バルベリーニを知っているだろう。 これは大きな広小路の名であるが、ここには貝がらを持つトリートンの神像にかたどった美しい噴水があって、貝がらからは、水がわき出し、その高さは数尺におよんでいる。 ローマに行ったことのない人でも、この広小路のありさまは、銅版画で見たことがあるだろう。 ただし、そうした絵には、ヴィア・フェリチェのかどにある家の描いてないのがざんねん至極だ。 この家の石垣にとりつけた三すじの樋の口からは、ちょろちょろ水をはき出して、それが石造りの水盤の中へ落ちるようなしかけになっていた。 私にとってはこの家こそ、世の中の何ものにもかえがたいおもしろみがあり、なつかしみがある。なぜといって、これは私が生れた家なのだから。 幼いころのことをふりかえってみると、なんとめまぐるしいほど数々の思い出があることだろう。 どこから語りはじめたらいいかと、心が迷って、ほとほとこまってしまう。 ドラマにもひとしい私の全生涯を見わたして、これを書く段になると、いよいよ手の下しようもないくらいだが、私はまず、全生涯のうち、幼年時代のことからありのままに語ってみよう。 うそも飾りけもなく。 といっても、とかく人の意を迎えてみずから喜ぶという、私の性質がこの物語にもまぎれこむのではないかと思う。 この性質は、私の幼いころに早くも芽ばえたものである。 それはちょうど、畑の雑草のように萌え出して、聖書の中に見えるけしのように、だんだん高く空に向かってのび、ついには一株の大木となって、私の感情は、その枝の間に巣食ったのである。 最初の思い出の一つは、すでにその芽ばえを見せた。わたしが六つになった時のことだったと思う。 私は、自分より小さい子どもたち二三人と、うちの向かいにある寺の前でよく遊んだものである。 寺の扉には、小さな真鍮作りの十字架が打ちつけてあった。そこにほぼ扉の中ほどで、私が手をさしのべると、やっとそれにとどいた。 おかあさんは、私をつれてこの扉の前を通るたびごとに、きっと私を抱きかかえて、十字架にキッスさせたものであった。 ある時、私がほかの子どもと遊んでいると、ちびっ子のひとりがいうことに、「子どものイエスさまは、どうして一度もここへ来ないんだろう? ――どうして、あたいらと遊ばないんだろうなあ?」そこで、私はえらそうに答えた。 「そりゃあ、そうさ、子どものイエスさまは十字架にはりつけにされたんだもの。」 それから、私たちは、扉にある十字架の下に行った。 そこには十字架のほかには何も見えなかったけれど、おかあさんから教えられたように、イエスさまにキッスしようと思ったのである。 でも、私たちの口はそこにとどくはずもなかったから、たがいに、かわるがわる抱きあげてはキッスさせた。 |
제1편 서글픈 고아
나의 어린 시절 로마에 가본 일이 있는 사람이면 피아츠아・바르베리니를 알고 있을 것이다. 이것은 아주 큰 거리의 이름인데 여기는 조개 껍질로 트리튼 신(神)의 모양을 본따서 만든 아름다운 분수(噴水)가 있고, 조개 껍질에선 물이 솟아 오르며, 그 높이는 여러 피트나 된다고 한다. 로마에 비록 가보지 못한 사람이라도, 이 사원(寺院)의 광경은 동판 그림으로라도, 아마 브았을 것이다. 그러나 그려한 그림에서는 비아・페리치에의 한 모퉁이에 있는 집의 그려져 있지 않은 것이 유감이라 하겠다. 이 집의 돌담에 놓여 있는 세 줄기의 수채에선 물이 졸졸 흘러나오고, 그 흘러나오는 물은 돌로 만들어 진 넓은 연못 속으로 멀어져 내리게 듸어있다. 나로선 이 집이야말로 세상의 무엇과도 바꿀 수 없는 그야말로 재미스럽고도 또한 잊을 수 없는 집이라 하겠다. 왜냐하면 이곳은 내가 태어난 집이기 때문이다. 어렷을 때의 여러가지 일을 돌이켜 보면, 그 얼마나 많은 추억이 가로놓여 있는지, 어디서부터 말머의를 시작해야 할지 모르겠다. 연극에라도 비할 만한 나의 전 생애를 통해, 이것을 써보려는 단계에 이르자면 또한 그렇게 용이하게는 손을 넬 수가 없으나, 우선 나는 전 생애에 있어서의 어린 시절부터 숨길 것 없이 있는 그대로를 써보려 하는 것이다. 아무튼 남을 즐겁게 해줄려는 나의 천성이 이 이야기 속에 넘쳐흐르게나 않는가 생각된다. 나의 이러한 천성은 나의 어린 시절부터 싹트기 시작하였다. 그것은 마치 베어버려도 이내 무성해지는 잡초와도 같이 그칠 사이 없이 자라나서, 마침내는 한아름 큰 나무가 되고, 나의 감정은 그 나무가지에 터들 잡아 보금자리를 만련했던 것이다. 나의 어린 시절에 있어서 맨 처음으로 생각나는 것으론 우선 나의 천성이 싹트기 시작하였다는 그 점이다. 내가 여섯 살 난 때였다고 생각된다. 나는 나의 어린 시절의 소꿉친구와 언제나 두세 명 어울려서 우리 집 건너편쪽 사원 앞에서 잘 놀았다. 그 절의 문짝에는 구리로 아로새겨진 조그마한 십자가가 붙여 있었다. 내가 그 문짝 앞에 바짝 다가서도 겨우 나의 손은 십자가에 닿일가 말가 할 정도였지만, 나의 어머니는 이 자리를 지나갈 때면 항상 나를 번쩍 안아들고 이 십자가에 키스를 시켜주는 것이었다. 어느 날 내가 또 다른 친구들과 놀고 있을 적에 그 중에서 가장 어린 친구가 하는 말이, 「애기 예스님은 어째서 이곳에 한 번도 오지 않을가? 왜 우리들과 함께 놀아주지 않는지 모르겠다?」 그래서 나는 아주 뽑내며 대답하였다. 「그야 물론 그렇지, 애기 예스님은 십자가에 못 밖혀져 있으니까?」 그리고나서 우리 조무래기 친구들이 십자가가 달려 있는 문짝 곁으로 가까이 갔다. 그 곳에는 십자가 외에는 아무 것도 보이지 않았지만, 어머니가 아르쳐 주시던 것처럼 예스님에게 키스하려고 생각했든 것이다. 그러나 우리들의 입이 예스님에게 닿을려면 키가 어림도 없어서 하는 수 없이 우리는 번갈아가며 한 명씩 밑에서 안아 올리도록 정하고 예스님에게 키스를 시켰다. |
|
かたすみには、ひとりの老婦人が幼い女の子の肩に両手をかけていた。
その女の子のかわいらしさに、さる外国人がおぼつかないイタリア語でその名を聞いたけれど、幼い子がきゅうに答えるわけもないので、老婦人がかわって、「アヌンチヤタ。」と答えた。
これはララが生んだ子に付けた名で、外国人にそれを告げたのはロオザである。
私は進みよってことばをかわし、その人がデンマーク人だということを知った。 ああ、画家フェデリゴと同国人だったのだ。 フェデリゴは今、故郷に健在だという。 私たち一家は、旅客の群れにまじって岸におりて行き、それぞれふたりずつ船に乗った。 船は矢のように走ったが、わけてもララと私の乗った船は、まっ先に進んだ。 ぶどうの段々畑とオリーヴの林は、たちまち見えなくなり、やがて目の前に岸壁がそそり立った。 青い波がくだけ、赤い花をつけた水草を洗っている。 船が岩穴の入口に着くと、船人はかいを捨てて、手で水をかきながら、やがて大穹窿の内にはいって行った。 ララはこの洞窟の中に来ると、静かに合掌して、じっと思いをこらすようだった。 アンジェロが手に入れた金銀財宝も、昔、人がここを魔の岩屋と呼んで恐れ、近づくことのなかったころに、たぶん海賊が隠しておいたものであろう。 二ばんめの船が洞窟の中にはいって来た。三ばんめ、四ばんめの船もつづけて来た。 およそここに集まった人たちは、この自然の奇観を目にしながら、ひとりとして天にまします神のみ業をたたえないものはなかった。 |
방 한 구석에는 노부인 한 사람이, 어린 여자아이의 어깨 위에 두 손을 얹고 있었다.
이 아이의 이름은 <아눈챠타>라고 불리웠다.
이것은 라라가 낳은 아이에게 붙인 이름이었다.
그리고 그 노부인은 로자였던 것이다.
우리들 일가족은 여객들 사이에 끼어서 강가로 내려가 두 사람씩 배를 탔다. 그 중에서도 라라와 나를 태운 배는 선두에 서서 미끄러져 나아갔다. 포도밭과 오리브 숲은 점점 보이지 않고 눈앞에 전개되는 것은 웃둑웃둑 솟은 암벽이었다. 푸른 물결이 바위에 부딪쳐 거품을 지으며 흩어지고 빨간 꽃을 피운 해초(海草)를 삼켰다가 다시 배얕는다. 배가 바위 굴 속으로 들어 가자 뱃사공은 노를 버리고 손으로 물결을 헤치면서 그 속으로 들어갔다. 라라는 이 동굴 속에 오자 조용히 합장을 했다. 나와 같이 예전에 이곳에서 만났던 것을 생각하고 있으리라・안제로가 손에 넣은 금은보화도, 예전에 사람들이 이곳을 도깨비 굴이라고 무서워하여 가까이 가지 못했을때에, 아마도 해적들이 이곳에 감춰놓았던 것이었다. 두 번째의 배가 동굴 속으로 들어왔다. 세 번째, 네 번째의 배도 연달아 들어왔다. 누구나 이곳에 모인 사람들치고 이 대자연의 광경을 바라보면서 하늘에 계신 신에게 감사를 드리지 않는 사람은 없었던 것이다. |
|
The Old Curiosity Shop / Charles Dickens
さすらいの少女 (1956) editor/translator: 松本 恵子 (Matsumoto Keiko) illustrator: 谷 俊彦 (Tani Toshihiko) |
The Old Curiosity Shop / Charles Dickens
방랑의 소녀 (1961) |
|
Die Familie Pfäffling, 愛の一家 (1952)
(講談社 世界名作全集) translator: 植田敏郎 (Ueda Toshirou) illustrator: 加藤まさを (Katou Masao) |
Die Familie Pfäffling,
사랑의一家 (1958)
(學園社 世界名作文庫) 元のタイトルは「ペフリング家 (Die Familie Pfäffling)」である。どこにも「愛」という語句はない。韓国のタイトルは日本語そのままである。
日本語を韓国語に訳したと思われる。それにしても絵のレベルが低い。
|
|
The Secret Garden, 秘密の花園 (1959)
(講談社 世界名作全集) translator: 岡上鈴江 (Okanoe Suzue) illustrator: 遠山陽子 (Tooyama Yohko) |
The Secret Garden,
비밀의화원 (1959)
(학원사 세계명작문고) 元のタイトルは「秘密の庭 (The Secret Garden)」である。韓国のタイトルは日本語そのままである。
|
(原文)
◎少年少女들의 마음의 燈불! 世界名作迸集 (全50巻) ◇豊富한 教養,넓은 視野,커다란理想 을 培養하는 世界名 作의 決定版 ◇原作의 氣品과 精神 을 살려 즐겁고 재 미나는 少年少女의 永遠한 마음의 栄養 素 ◇豪華装幀 ◇鮮明하고 適切한 挿 畫 ■勇氣와 愛情、 힘과 智慧의 아름 다운 交歡을 그려낸 不朽의 名作! 學校圖書館에 學級文庫에 農村 마을 文庫에 반드시 備置하시라! |
(日本語訳)
◎少年少女たちの心の燈火! 世界名作選集 (全50巻) ◇豊富な教養,広い 視野,大きな理想 を培養する世界名 作の決定版 ◇原作の氣品と精神 を生かして楽しくて 面白くなる少年少女の 永遠の心の栄養 素 ◇豪華装幀 ◇鮮明で適切な挿 画 ■勇氣と愛情、力と智慧の美し い交歡を描き出した不朽の名作! 学校図書館で 学級文庫で 農村 村文庫で 必ず備置せよ! |
(英訳)
◎The lights for the hearts of boys and girls! World masterpiece selections (all 50 volumes) ◇These are the last words in world masterpieces that culture plentiful culture, a large field of vision and a big ideal. ◇Nutrients for the everlasting hearts of the boys and girls. They make the best use of the dignity and the mind of the originals and they make the originals more pleasant and interesting. ◇The luxurious binding ◇Clear and appropriate illustrations ■The undying masterpieces that drew the beautiful fraternizations of courage and love, power and the wisdom! In your school library In your class library In your farm village library Set them up by all means! |
①쨘 발쨘 ②鐵仮面 ③로빈슨漂流記 ④집없는天使 ⑤三銃士 ⑥小公子 ⑦거지王子 ⑧톰・소오야의冒険 ⑨十五少年漂流記 ⑩셰스피어名作集 ⑪보물섬 ⑫가리버旅行記 ⑬小公女 ⑭巌窟王 ⑮西遊記(上) ⑯앨프스의少女 ⑰覆面의騎士 ⑱怪賊루팡 (1) ⑲西遊記(下) ⑳솔로몬의洞窟 ㉑그리시아神話 ㉒분홍꽃 ㉓魔境千里 ㉔海底旅行 ㉕怪賊루팡 (2) ㉖돈・키호ー테 ㉗牧場의少女 ㉘로빙훗드의冒険 ㉙三国誌 ㉚아더大王 ㉛앙클톰 ㉜쟝크리스톱 ㉝아라비안나읻 (1) ㉞크리스마스캐롤 ㉟노틀담의꼽추 ㊱모히칸族의最後 ㊲暴風의언덕 ㊳쿼바디스 ㊴골목大将 ㊵타잔 (1) ㊶호마선집 ㊷두서울이야기 ㊸푸른화원 ㊹전쟁과평화 ㊺명탐정루콕 ㊻즉흥시인 ㊼방랑의소녀 ㊽봄베이최후의날 ㊾어머니의곡 ㊿황야의부르짖음 |
①ジャンバルジャン ②鉄仮面 ③ロビンソン漂流記 ④家なき天使 ⑤三銃士 ⑥小公子 ⑦乞食王子 ⑧トムソーヤーの冒険 ⑨十五少年漂流記 ⑩シェークスピア名作集 ⑪宝島 ⑫ガリバー旅行記 ⑬小公女 ⑭巌窟王 ⑮西遊記(上) ⑯アルプスの少女 ⑰覆面の騎士 ⑱怪賊ルパン (1) ⑲西遊記(下) ⑳ソロモンの洞窟 ㉑ギリシャ神話 ㉒紅はこべ ㉓魔境千里 ㉔海底旅行 ㉕怪賊루팡 (2) ㉖ドン・キホーテ ㉗牧場の少女 ㉘ロビンフッドの冒険 ㉙三国誌 ㉚アーサー大王 ㉛アンクルトム ㉜ジャンクリストフ ㉝アラビアンナイト (1) ㉞クリスマスキャロル ㉟ノートルダムのせむし ㊱モヒカン族の最後 ㊲嵐が丘 ㊳クォ・ヴァディス ㊴わんぱく少年 ㊵ターザン (1) ㊶ホーマー選集 ㊷二都物語 ㊸若草物語 ㊹戦争と平和 ㊺名探偵ルコック ㊻即興詩人 ㊼さすらいの少女 ㊽ポンペイ最後の日 ㊾母の曲 ㊿荒野の呼び声 |
①Jean Valjean ②Man in the Iron Mask ③Robinson Crusoe ④Sans Famille ⑤Three Musketeers ⑥Little Lord Fauntleroy ⑦The Prince and The Pauper ⑧The Adventures of Tom Sawyer ⑨Two Years’ Vacation ⑩Best Stories of Shakespeare ⑪Treasure Island ⑫Gulliver’s Travels ⑬A Little Princess ⑭The Count of Monte Cristo ⑮Journey to the West(1) ⑯Heidi ⑰Ivanhoe ⑱Arsène Lupin (1) ⑲Journey to the West(2) ⑳King Solomon’s Mines ㉑Greek mythology ㉒The Scarlet Pimpernel ㉓The Admirable Lady Biddy Fane ㉔Journey to the Center of the Earth ㉕Arsène Lupin (2) ㉖Don Quixote ㉗Girl of the Meadows ㉘The Adventures of Robin Hood ㉙Annals of the Three Kingdoms ㉚King Arthur ㉛Uncle Tom’s Cabin ㉜Jean-Christophe ㉝Arabian Nights (1) ㉞Christmas carol ㉟The Hunchback of Notre-Dame ㊱The Last of the Mohicans ㊲Wuthering Heights ㊳Quo Vadis ㊴The Story of a Bad Boy ㊵Tarzan (1) ㊶Stories from the "Iliad" and "Odyssey" ㊷A Tale of Two Cities ㊸Little Women ㊹War and Peace ㊺Monsieur Lecoq ㊻The Improvisatore ㊼The Old Curiosity Shop ㊽The Last Days of Pompeii ㊾Stella Dallas ㊿The Call of the Wild |