韓国の盗作-児童文学

もしもしニコラNicolas! / ジャニーヌ・シャルドネ


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韓国の盗作-児童文学
もしもしニコラNicolas!


Allo ! Allo ! Nicolas! / Janine Chardonnet
(1973)
(Rouge et Or)
もしもしニコラNicolas! (1976)
(あかね書房)
여보셔요, 니콜라Nicolas! (1986)
(금성출판사金星出版社)

原作

translator: 南本史 (Minamimoto Chika)
illustrator: 岡本颯子 (Okamoto Satsuko)
南本史氏は、フランス児童文学の翻訳家。

translator: 배 기얼 (Pae Ki-eor)
illustrator: 최 병선 (Choe Byeong-seon)
リボン、スカート、髪形などをまねしている。
翻訳家の배 기얼もイラストレーターの최 병선もwikipediaにはない。韓国では、架空の人物であると推定されている。 (韓国・brunch)
表紙の女なの子と本文の女の子の絵が違うが、韓国ではよくあることで、問題ない。韓国人は、「ケンチャナヨ」(大丈夫。問題なし)という。韓国人は細かなことは気にしない。

日本語版

韓国語盗作版

目次
目次
柵をまねしている。

日本語版への原作者の序文
盗作であるため、韓国語版への原作者の序文はない。

本文

日本語と韓国語がわかる人ならば、韓国語版は日本語版を訳していることがわかる。
1 あたし小さな女の子で、こわいの……

 コトコト、コトコト、コトコト……、いったい一体なんの音かしら。リーズLiseは、まくらから頭 を持ちあげてみました。よろい戸の外の町は、もうすっかり夜で、なにやら、わけのわからな い音がしています。でも、この、コトコトっていう小さな音は、アパートapartの中の暗やみから聞 こえてくるんです。それも、すぐ近くで、リーズLiseの寝ている家の中みたい。
リーズLiseは、息をころして、ようすをうかがいました。そうね、もしかしたらねずみ、ねずみ かもしれないわ。けれど、なまけねこのカブルーは、おふとんのくぼみで、ゴロゴロのどをな らして眠っているし。
「ねこを起こそうかしら……。けど、そんなことをしたら、ねこはいっちゃって、あたしは、 よけい、こわくなっちゃう。」
背中のあたりが、なんだかぞくぞくしてきて、ぶるっと身ぶるいしてしまいました。からだ じゅうがとりはだだっています。
コトコト、コトコト、コトコト……、ああ、またあの音、それにぬき足さし足で歩いているような、 手でドアをさぐっているような、そんな音まで聞こえてくるのです。リーズLiseは大声をあげそうになりました。 でも、そんなことしたってだめだわ。こんな時間、近所の人たちも寝ていて、私の声なんか聞いてくれないもの。
ゆうれい幽霊だったらどうしよう。けど、ゆうれい幽霊って、ふつうは、お城にだけでるものだし……。 このアパートapartは、廊下や階段や、ドアがいっぱいあるから、もしかしたらお城とまちがえたかも。 リーズLiseの心臓は、つかまったちょうちょうみたいに、どきどきしてきました。だれかと話せたら、だれかの声さえ聞けたら。
나, 무서워요

 달그락, 달그락, 달그락……. 도대체都大体 무슨 소리일까? 리이즈Lise는 베개에서 머리를 들고 보았습니다. 덧문 밖의 거리는 이제 완전完全히 밤인데, 무엇인지 알수 없는 소리가 나고 있습니다. 하지만 이 달그락거리는 작은 소리는, 아파아트apart 암 어둠 속에서 들려오는 것이었읍니다. 그것도 바로 리이즈Lise가 자고 있는 집 안 같았읍니다.
리이즈Lise는 숨을 죽이고 상태常態를 살폈습니다. 글쎄, 어쩌면 쥐, 쥐일지도 몰라. 하지만, 게으름장이 고양이 카브르는 움푹 들어 간 이불 위에서 목을 가르랑거리며 자고 있고…….
‘고양이를 깨울까……. 하지만 그랬다가 고양이가 나가 버리면 나는 더 무서워질 게 아냐.’
 등 언저리가 웬일인지 오싹하여 몸을 부르르 떨었읍니다. 온몸에 소름이 쏙 끼쳤읍니다.
달그락, 달그락, 달그락. 아, 또 그 소리. 게다가 발끝으로 살금살금 걷고 있는 듯한 소리, 손으로 을 더듬고 있는 듯한 소리까지 들려 왔습니다. 리이즈Lise는 큰 소리를 지를 뻔하였읍니다. 하지만 그래 봐야 아무 소용所用도 없을 거야. 이렇게 늦은 시간時間이라 이웃 사람들도 다 잠이 들어 내 목소리가 들릴 리가없쟎아.
유령幽霊이면 어떻게 하지. 하지만 유령幽霊대개大概 에만 나타나는 것인데……. 이 아파아트apart복도複道, 층계層階, 등이 많이 있기 때문에 어쩌면 으로 잘못 안 것이 아닐까? 리이즈Lise심장心臓은 잡힌 나비처럼 두근거리고 있었읍니다. 아아, 이 때 누군하고 이야기라도 할 수 있다면. 누군가의 목소리라도 들을 수만 있다면…….

日本語訳と韓国語訳を並べてみよう。
フランス語から韓国語に訳すよりも、日本語訳から韓国語に訳す方が何万倍も簡単であることがわかるだろう。 もちろん韓国の翻訳者はフランス語は訳せないが。 日本語を訳したというよりも、ほとんど盗作である。
Japaneseコトコト、コトコト、コトコト……、いったい一体なんのかしら。 リーズLiseは、まくらから持ちあげてみました。
Korean달그락, 달그락, 달그락…….도대체都大体 무슨 소리일까? 리이즈Lise베개에서 머리들고 보았습니다.
よろい戸の外のは、もうすっかりで、なにやら、 わけのわからないしています。
덧문 밖의 거리이제 완전完全인데, 무엇인지 알수 없는 소리나고 있습니다.
でも、この、コトコトっていう小さなは、 アパートapart中の暗やみから聞こえてくるんです。
하지만 달그락거리는 작은 소리는, 아파아트apart 어둠 속에서 들려오는 것이었읍니다.
それも、すぐ近くで、リーズLise寝ている 家のみたい。リーズLiseは、 ころして、ようすうかがいました。
그것도 바로 리이즈Lise자고 있는 같았읍니다. 리이즈Lise 죽이고 상태常態살폈습니다.
そうね、もしかしたらねずみ、ねずみかもしれないわ。
글쎄, 어쩌면 쥐, 일지도 몰라.
けれど、なまけねこのカブルーは、おふとんのくぼみで、 ゴロゴロのどをならして眠っているし。
하지만, 게으름장이 고양이 카브르움푹 들어 간 이불 위에서 목을 가르랑거리며 자고 있고…….
「ねこ起こそうかしら……。けど、そんなことをしたら、ねこ いっちゃって、あたしは、 よけい、こわくなっちゃう。」
‘고양이깨울까……. 하지만 그랬다가 고양이 나가 버리면 무서워질 게 아냐.’
背中のあたりが、なんだかぞくぞくしてきて、ぶるっと身ぶるいしてしまいました。 からだじゅうがとりはだだっています。
언저리웬일인지 오싹하여 몸을 부르르 떨었읍니다. 온몸에 소름이 쏙 끼쳤읍니다.
コトコト、コトコト、コトコト……、ああ、またあの音、それに ぬき足さし足で歩いているような(音)、 ドアさぐっているような、
달그락, 달그락, 달그락. 아, 소리. 게다가 발끝으로 살금살금 걷고 있는 듯한 소리, 으로 더듬고 있는 듯한
そんなまで聞こえてくるのです。 リーズLise大声あげそうになりました。
소리까지 들려 왔습니다. 리이즈Lise큰 소리지를 뻔하였읍니다.
でも、そんなことしたってだめだわ。 こんな時間近所の人たち寝ていて、 私の声なんか聞いてくれないもの。
하지만 그래 봐야 아무 소용所用도 없을 거야. 이렇게 늦은 시간時間이라 이웃 사람들잠이 들어 목소리가 들릴 리가없쟎아.
ゆうれい幽霊だったらどうしよう。けど、 ゆうれい幽霊って、ふつうは、お城だけでるものだし……。
유령幽霊이면 어떻게 하지. 하지만 유령幽霊대개大概 나타나는 인데…….
このアパートapartは、廊下や階段や、ドアいっぱいあるから、 もしかしたらお城まちがえたかも。
아파아트apart복도複道, 층계層階, 많이 있기 때문에 어쩌면 으로 잘못 안 것이 아닐까?
リーズLise心臓は、つかまったちょうちょうみたいに、 どきどきしてきました。
리이즈Lise심장心臓잡힌 나비처럼 두근거리고 있었읍니다.
だれか話せたら、だれかさえ聞けたら。
아아, 이 때 누군하고 이야기라도 할 수 있다면. 누군가목소리라도 들을 수만 있다면…….

 そのとき、とつぜん、いい考えが、ひらめきました。そうだ、電話だわ!電話はまくらもとのテーブルtableに置いてありましたから、手をのばしさえすればいいのです。けれど、何番をまわせばいいのかしら?……。何番だっていいわ。だれかでてくるにきまってるもの。リーズLiseの小さな指は、ダイヤルdialの穴のところで、ちょっとためらいましたが、すぐ、あてずっぽうに番号をまわし、受話器を耳にあてました。
「もしもし、もしもし。」
少し眠そうな男の子の声です。さて、なんていおうかしら?リーズLiseは、さっぱり、ことばが見つかりません。
「もしもし、もしもし。」
男の子の声がつづきます。ぐずぐずしてたら、しびれをきらして、電話を切られちゃう。そうしたら、リーズLiseは、また暗やみのなかで、あのコトコトという音とふたりだけになっちゃいます。
「もしもし、ぼく、ニコラNicolasだけど。」
と男の子。
「あのう……あのう……こんばんは、ニコラNicolas。あたし、リーズLiseっていうの。あたしのパパとママが……。」
「ぼくの父さんと母さんは、もう寝ちゃったから、また、あした、かけてくれない?」
と、ニコラNicolasは答え、いまにも電話を切りそうにしました。
ニコラNicolas、電話を切らないで、お願い。あたし、こわいの。」
「こわいって、なにが。」
「夜と……音と……みんなこわいの。」
「ふうん、きみ、声を聞いていると、小さな女の子みたいだけど、いったい一体だれ?」
「あたし小さい女の子で、こわいの…… 。」
「おいおい、泣くんじゃないよ。きみ、なんて名前?」
リーズLiseリーズLise・ブララン。」
「ええっ、リーズLise・ブララン。ぼく、きみを知らないな、どこに住んでるの?」
パリParisよ。あなたは?」
「ぼくは、ラ・モワヌリーLa Moinerie……といってもわかんないだろうな。ノルマンディーNormandieの農場なんだ。いなかだよ。」
パリParisから遠いの?」
もちろん勿論。三五〇キロkiloはあるな。きみ、ぼくんちの電話番号、電話帳で調べたの?」
「ちがうの。あてずっぽうにダイヤルdialしたの。」
 그 때 갑자기 좋은 생각이 떠올랐읍니다. 그렇다, 전화電話다! 전화電話는 머리맡의 테이블table 위에 놓여 있었으므로, 손만 뻗치면 되었읍니다.  그러나 몇 을 돌려야 하지? ……. 몇 이라도 좋아, 누구가 나올 테니까. 리이즈Lise의 작은 손가락은 다이얼dial 구멍 속에서 잠깐 망설였으나, 곧 수화기受話器를 들고 생각나는 대로 번호番号를 돌렸읍니다.
“여보세요, 여보세요.”
조금 졸린 듯한 남자男子 아이의 목소리였읍니다. 뭐라고 말할까? 리이즈Lise는 할말이 얼른 생각나지 않았읍니다.
“여보세요, 여보세요.”
남자男子 아이의 목소리가 계속 울려 나왔읍니다. 꾸물거리다간 기다리다 못해 전화電話를 끊어버릴 것입니다. 그러면 리이즈Lise는 또 어둠 속에서 그 달그락거리는 소리를 혼자서 들게 될 것입니다.
“여보세요, 나, 니콜라Nicolas인데요.”
하고 말하는 남자男子 아이.
“저…… 저…… 안녕하세요, 니콜라Nicolas. 나, 리이즈Lise 라고 해요. 우리 아빠와 엄마가……. ”
“우리 아버지와 어머니는 주무시니까 내일 다시걸어 주지 않겠어요? ”
하고 대답對答하더니, 니콜라Nicolas는 금방 전화電話를 끊을 것 같았읍니다.

니콜라Nicolas, 전화電話를 끊지 말아요, 부탁付託이야. 나, 무서워서 그래. ”
“무섭다니, 뭐가?”
“밤하고…… 소리하고…… 다 무서워. ”
“음, 네 목소리를 들어 보니까 작은 여자女子 아이 같은데, 도대체都大体 누구지?”
“나 작은 여자女子 아이라서, 무서운 거야…….”
“이것 봐, 울지 마. 너 이름이 뭐야?”
리이즈Lise. 리이즈Lise 플라랭.”
“뭐, 리이즈Lise 플라랭? 난 너를 모르겠는데, 어디 살고 있지?”
파리Paris야. 넌?”
“난 라므와느리La Moinerie…… 라고 해도 모르겠지. 노르망디Normandie농장農場이야. 시골이지.”
파리Paris에서 머니?”
물론勿論이지. 350킬로미터kilo meter는 될까. 너 우리 집 전화 번호電話 番号, 전화부電話簿에서 찾아서 안 거니?”
“아니야. 생각나는 대로 그냥 돌린 거야.”
そのとき、とつぜん、いい考えが、ひらめきました。そうだ、電話だわ!
그 때 갑자기 좋은 생각떠올랐읍니다. 그렇다, 전화電話다!
電話まくらもとテーブルtable置いてありましたから、 手をのばしさえすればいいのです。けれど、何番まわせばいいのかしら?……。
전화電話머리맡테이블table 위에 놓여 있었으므로, 손만 뻗치면 되었읍니다. 그러나 돌려야 하지? …….
何番だっていいわ。だれかでてくるにきまってるもの。
이라도 좋아, 누구가 나올 테니까.
リーズLise小さなは、ダイヤルdial穴のところで、 ちょっとためらいましたが、すぐ、あてずっぽうに番号をまわし、受話器を耳にあてました。
리이즈Lise작은 손가락다이얼dial 구멍 속에서 잠깐 망설였으나, 수화기受話器를 들고 생각나는 대로 번호番号를 돌렸읍니다.
「もしもし、もしもし。」
“여보세요, 여보세요.”
少し眠そうな男の子です。さて、なんていおうかしら? リーズLiseは、さっぱり、ことばが見つかりません。
조금 졸린 듯한 남자男子 아이목소리였읍니다. 뭐라고 말할까? 리이즈Lise할말이 얼른 생각나지 않았읍니다.
「もしもし、もしもし。」
“여보세요, 여보세요.”
男の子つづきます。 ぐずぐずしてたら、しびれをきらして、電話切られちゃう。
남자男子 아이목소리계속 울려 나왔읍니다. 꾸물거리다간 기다리다 못해 전화電話끊어버릴 것입니다.
そうしたら、リーズLiseは、また暗やみのなかで、 あのコトコトという音とふたりだけになっちゃいます。
그러면 리이즈Lise어둠 에서 달그락거리는 소리를 혼자서 들게 될 것입니다.
「もしもし、ぼく、ニコラNicolasだけど。」
“여보세요, 나, 니콜라Nicolas인데요.”
男の子。
하고 말하는 남자男子 아이.
「あのう……あのう……こんばんは、ニコラNicolas あたし、リーズLiseっていうの。あたしのパパママが……。」
“저…… 저…… 안녕하세요, 니콜라Nicolas. 나, 리이즈Lise 라고 해요. 우리 아빠엄마가……. ”
「ぼくの父さん母さんは、もう寝ちゃったから、また、あした、かけてくれない?」
“우리 아버지어머니주무시니까 내일 다시걸어 주지 않겠어요? ”
と、ニコラNicolas答え、いまにも電話切りそうにしました。
하고 대답對答하더니, 니콜라Nicolas금방 전화電話끊을 것 같았읍니다.
ニコラNicolas電話切らないで、お願い。あたし、こわいの。」
니콜라Nicolas, 전화電話끊지 말아요, 부탁付託이야. 나, 무서워서 그래. ”
「こわいって、なにが。」
“무섭다니, 가?”
「夜と……と……みんなこわいの。」
“밤하고…… 소리하고…… 무서워. ”
「ふうん、きみ、聞いていると、小さな女の子 みたいだけど、いったい一体だれ?」
“음, 목소리들어 보니까 작은 여자女子 아이 같은데, 도대체都大体 누구지?”
「あたし小さい女の子で、こわいの…… 。」
“나 작은 여자女子 아이라서, 무서운 거야…….”
「おいおい、泣くんじゃないよ。きみ、なんて名前?」
“이것 봐, 울지 마. 이름이 뭐야?”
リーズLiseリーズLiseブララン。」
리이즈Lise. 리이즈Lise 플라랭.”
「ええっ、リーズLise・ブララン。ぼく、きみ知らないな、どこに住んでるの?」
“뭐, 리이즈Lise 플라랭? 모르겠는데, 어디 살고 있지?”
パリParisよ。あなたは?」
파리Paris야. 넌?”
「ぼくは、ラ・モワヌリーLa Moinerie……いってもわかんないだろうな。 ノルマンディーNormandie農場なんだ。いなかだよ。」
“난 라므와느리La Moinerie…… 라고 해도 모르겠지. 노르망디Normandie농장農場이야. 시골이지.”
パリParisから遠いの?」
파리Paris에서 머니?”
もちろん勿論三五〇キロkiloあるな。 きみ、ぼくんちの電話番号、電話帳調べたの?」
물론勿論이지. 350킬로미터kilo meter될까. 우리 집 전화 번호電話 番号, 전화부電話簿에서 찾아서 안 거니?”
「ちがうの。あてずっぽうにダイヤルしたの。」
“아니야. 생각나는 대로 그냥 돌린 거야.”

「こわかったから?」
「そう。だれとでもいいから話したかったの。」
「へぇー、そいつは、けっさくだ。気に入ったよ。でも、ぼくのおじいちゃんとこへかからなくってよかったな。」
「どうして?」
「だって、おじいちゃん、ぜんぜん全然耳が聞こえないから、なにいったって通じないもの。ところで、きみの父さんと母さんはどこにいるの?」
「ママは、看護婦さんだから、今夜は病院で宿直なの。パパはデパートの夜警だし……」
「じゃ、きみは毎晩ひとりなの?」
「いいえ、ときどきよ。たいていは、ママがいるの。ママは、寝る前にお話ししてくれるのよ。あたしは、目をつむって・・・・・・・。目がさめたらもう朝なの。」
「あっというまに、朝ってわけだな。」
「そうよ。でも、ひとりのときはちがうわ。夜は、昼間よりずーっと長い気がするの。で、あなたのパパとママはどこ?」
「父さんと母さんは二階で寝ていて、ぼくは一階にいるのさ。」
「パパたちに電話のベルbell聞こえない?」
「聞こえないさ、壁が厚いんだもの。」
「それで、ニコラNicolas、夜こわくないの?」
ぜんぜん全然。それに、今、ここは、暗くないんだよ。」
「まあ、パリParisみたいじゃないのね。」
「お月さまが、ぼくの部屋の窓のまん前にあるんだ。すごーく大きくて、赤いんだよ。ちょっとお日さまみたいだけど、光はずっとやわらかくって、つやがあるな。 ね、きみも、カーテンcurtainをあけてみたら? 月が見えるよ。」
「さあどうかしら・・・・・・・。だめだわ。まわりの建物が高すぎちゃって、まっ暗な空が帯みたいに見えるだけ。」
「ほかになにが見える?」
「街灯。」
「木は?」
「あるわよ、だけど、まっ黒で、さびしいの。木たちも寝ちゃってんのね。あなたのとこはどう?」
「木はいっぱいあるさ。ぼくの部屋の窓の右手には、かしの木。ちょっと先の、牧場の奥にはポプラpoplarの並木があるんだよ。」
 “무서워서?”
“그래. 누구하고라도 좋으니까 이야기를하고 싶었던 거야.”
“야아, 그거 기발奇抜한데. 내 마음에 들었어. 하지만 우리 할아버지한테 걸리지 않은 게 정말 다 행이다.”
“왜?”
“우리 할아버지는 귀가 안 들려서 무슨 말을 해도 통하지 않는단 말이야. 그런데, 너의 아버지와 어머니는 어디 계시니?”
“엄마는, 간호원看護員이어서 오늘 밤은 병원病院에서 일해. 아빠는 백화점百貨店경비원警備員이고……”
“그럼, 너는 매일毎日 밤혼자 있니?”
 “아니, 가끔. 대개大概 엄마는 계셔. 엄마는 자기 전에 이야기를 해 주시거든. 그러면 나는 눈을 가만히 감고 ·······. 다시 눈을 떴을 땐 아침이냐.”
“눈 깜짝할 사이에 아침이 된다, 그 말이지.”
“그래. 하지만, 혼자 있을 때는 그렇지 않아. 밤은 낮보다 훨씬 긴 것같이 느껴져. 그런데 너의 엄마와 아빠는 어디 계시니?”
“아버지와 어머니는 2에서 주무시고, 나는 1에 있어. ”
“아빠와 엄마에게 전화電話 bell 소리 들리지 않니?”
“안 들려. 이 두터운걸.”
“그래서 니콜라Nicolas, 넌 밤에 무섭지 않니?”
혀. 그리고 지금 여기는 캄캄하지 않니.”
“아마 파리Paris 같지 않구나.”
“달님이 내 창문窓門 바로 앞에 있어. 굉장宏壮히 크고 빨개. 보기에는 해님 같지만, 빛은 훨씬 부드럽고 윤이 나. 너도 커어튼curtain을 열어 봐? 달이 환하게 보일 거야.”
“글쎄·······. 안 돼. 주위周囲건물建物이 너무 높아서 컴컴한 하늘이 띠처럼 보일 뿐이야.”
“그 밖에 뭐가 보이지?”
가로등街路燈. ”
“나무는?”
「こわかったから?」
“무서워서?”
「そう。だれとでもいいから話したかったの。」
“그래. 누구하고라도 좋으니까 이야기를하고 싶었던 거야.”
「へぇー、そいつは、けっさくだ。気に入ったよ。 でも、ぼくのおじいちゃんとこへかからなくってよかったな。」
“야아, 그거 기발奇抜한데. 내 마음에 들었어. 하지만 우리 할아버지한테 걸리지 않은 게 정말 다 행이다.”
「どうして?」
“왜?”
「だって、おじいちゃん、ぜんぜん全然耳が聞こえないから、なにいったって通じないもの。 ところで、きみ父さん母さんどこにいるの?」
우리 할아버지는 귀가 안 들려서 무슨 말을 해도 통하지 않는단 말이야. 그런데, 아버지어머니어디 계시니?”
「ママは、看護婦さんだから、今夜 病院宿直なの。パパデパート夜警だし……」
“엄마는, 간호원看護員이어서 오늘 밤 병원病院에서 일해. 아빠백화점百貨店경비원警備員이고……”
「じゃ、きみ毎晩ひとりなの?」
“그럼, 매일毎日혼자 있니?”
「いいえ、ときどきよ。たいていは、ママいるの。 ママは、寝るお話ししてくれるのよ。
“아니, 가끔. 대개大概 엄마계셔. 엄마자기 이야기를 주시거든.
あたしは、目をつむって・・・・・・・。目がさめたらもうなの。」
그러면 눈을 가만히 감고 ·······. 다시 눈을 떴을 땐 아침이냐.”
「あっというまに、朝ってわけだな。」
“눈 깜짝할 사이에 아침이 된다, 그 말이지.”
「そうよ。でも、ひとりのときちがうわ。 は、昼間よりずーっと長い気がするの。 で、あなたパパママどこ?」
“그래. 하지만, 혼자 있을 그렇지 않아. 보다 훨씬 것같이 느껴져. 그런데 엄마아빠어디 계시니?”
「父さん母さん二階寝ていて、 ぼく一階いるのさ。」
“아버지어머니2에서 주무시고, 1있어. ”
「パパたち電話のベルbell聞こえない?」
“아빠와 엄마에게 전화電話 bell 소리 들리지 않니?”
「聞こえないさ、厚いんだもの。」
“안 들려. 두터운걸.”
「それで、ニコラNicolasこわくないの?」
“그래서 니콜라Nicolas, 밤에 무섭지 않니?”
ぜんぜん全然それに、今、ここは、暗くないんだよ。」
혀. 그리고 지금 여기캄캄하지 않니.”
「まあ、パリParisみたいじゃないのね。」
“아마 파리Paris 같지 않구나.”
「お月さまが、ぼくの部屋の窓のまん前あるんだ。 すごーく大きくて、赤いんだよ。
“달님 창문窓門 바로 앞있어. 굉장宏壮크고 빨개.
ちょっとお日さまみたいだけど、ずっとやわらかくって、つやがあるな。 ね、きみも、カーテンcurtainあけてみたら?  見えるよ。」
보기에는 해님 같지만, 훨씬 부드럽고 윤이 나. 커어튼curtain열어 봐? 환하게 보일 거야.”
「さあどうかしら・・・・・・・。だめだわ。まわ建物 高すぎちゃって、まっ暗なみたいに見えるだけ。」
“글쎄·······. 안 돼. 주위周囲건물建物 너무 높아서 컴컴한 하늘처럼 보일 뿐이야.”
「ほかなに見える?」
“그 밖보이지?”
「街灯。」
가로등街路燈. ”
「木は?」
“나무는?”

「なにか、音がする?」
「うん、ポプラpoplarって、ぜんぜん全然動いてないみたいだけど、しょっちゅううたってるんだ。」
「どんなふうにうたうの?」
「雨みたいな感じさ、それからかしの木には、ふくろうが住んでるんだよ。ほら、声が聞こえるだろ?」
「ううん。」
「ちょっと待って、窓をあけるから。」
ニコラNicolasの窓の下には、少し灰色で、少し青い牧場がひろがっていました。ニコラNicolasが窓の手すりから身をのりだしさえすれば、草が、すぐさわれそうなくらいです。 小川の両岸には、かしの木ぎが、こげ茶のかたまりのように見えました。ふくろうたちが住んでいるのは、右岸の、こちらから数えて三番目のかしでした。 ニコラNicolasは、日の暮れに、ふくろうたちが音もたてずにとぶのを、よく、そっと見ていました。 去年の秋の朝、年とったふくろうが一羽、うっかり日の光にあてられてしまったのを見たことがあります。 ふくろうは、まるい目をぱちぱちさせていました。
みみずくたちは、むかいの、左岸のほうに、たくさん住んでいます。
「耳をすましてごらん、リーズLise。」
と、ニコラNicolasは小声でいいました。
「ホウ、ホー、ホー、ホー。」
「聞こえる?」
「ええ、よく聞こえる。おどろいた!まるでわたしの部屋の中にいるみたい。」
「きみ、ふくろうの声こわくない?」
ぜんぜん全然。ね、ふくろうって、いつもかしの木にいるの?」
「うん、幹の穴にいるんだよ。」
「あなた、見にいったことある?」
「ないよ。だって、近くにいったら、こわがってよそへとんでいっちゃうもの。」
「いっちゃったら残念だものね。ねえ、もうちょっと声を聞かせて。いいかしら?」
「いいとも。」

“있어. 하지만, 거무스름하고, 쓸쓸해 보여. 나무들도 모두 자고 있는 모양模様이야. 니콜라Nicolas, 네가 있는 곳은 어떠니? ”
“나무는 아주 많아. 내 창문窓門 오른손에는 떡갈나무. 조금 앞, 목장牧場안쪽에는 포플러poplar 가로수街路樹가 있어.”
“무슨 소리가 나니?”
“응, 포플러poplar혀 움직이고 있지 않은 것 같은데 언제나 노래를 부르고 있지.”
“어떻게 부르는데?”
“비가 오는 것 같은 느낌이야. 그리고 떡갈나무에는 올빼미가 살고 있단다. 자, 너도 들어 봐. 소리가 들리지?”
“으응.”

“잠깐만, 창문窓門을 열 때니까.”
니콜라Nicolas 창문窓門 아래에는 회색빛이 감도는 푸른 목장牧場이 펄쳐져 있었습니다. 니콜라Nicolas창문窓門 난간欄干 밖으로 몸을 내밀기만 하면, 풀을 곧 만질 수 있을 정도程度있읍니다. 개울 양쪽 기슭에는 떡갈나무들이 짙은 갈색덩어리처럼 보였습니다. 올빼미들이 살고 있는 것은 오른쪽 기슭의 이쪽에서 세 째의 떡갈나무였읍니다. 니콜라Nicolas는 해질 무렵에 올빼미들이 소리도 내지 않고 날고 있는 것을 곧잘 보아 왔었읍니다. 작년昨年 가을의 어느 날 아침, 나이 먹은 올빼미 한 마리가 잘못하여 햇빛을 받은 것을 본 적이 있었읍니다. 올빼미는 눈을 깜박깜박 거리고 있었습니다. ”
“수리부엉이들은 맞은편 왼쪽 기슭에 많이 살고 있었습니다.”
“귀를 기울여 봐, 리이즈Lise.”
니콜라Nicolas는 작은 소리로 말했습니다.
“부엉, 부엉, 부엉, 부엉.”
“들리니?”
「あるわよ、だけど、まっ黒で、さびしいの。木たち寝ちゃってんのね。 あなたのとこどう?」
“있어. 하지만, 거무스름하고, 쓸쓸해 보여. 나무들모두 자고 있는 모양模様이야. 니콜라Nicolas, 네가 있는 어떠니? ”
「木いっぱいあるさ。ぼくの部屋の窓の右手は、 かしの木。ちょっと先の、牧場の ポプラpoplar並木あるんだよ。」
“나무아주 많아. 창문窓門 오른손 떡갈나무. 조금 앞, 목장牧場안쪽 포플러poplar 가로수街路樹있어.”
「なにか、する?」
“무슨 소리나니?”
「うん、ポプラpoplarって、ぜんぜん全然動いてないみたいだけど、 しょっちゅううたってるんだ。」
“응, 포플러poplar움직이고 있지 않은 것 같은데 언제나 노래를 부르고 있지.”
「どんなふうにうたうの?」
“어떻게 부르는데?”
「雨みたいな感じさ、それからかしの木は、ふくろう住んでるんだよ。 ほら、聞こえるだろ?」
“비가 오는 것 같은 느낌이야. 그리고 떡갈나무올빼미살고 있단다. 자, 너도 들어 봐. 소리들리지?”
「ううん。」
“으응.”
「ちょっと待って、あけるから。」
“잠깐만, 창문窓門때니까.”
ニコラNicolas窓の は、少し灰色で、少し青い牧場ひろがっていました。
니콜라Nicolas 창문窓門 아래회색빛이 감도는 푸른 목장牧場펄쳐져 있었습니다.
ニコラNicolas窓の手すりから のりだしさえすれば、が、すぐさわれそうなくらいです。
니콜라Nicolas창문窓門 난간欄干 밖으로 내밀기만 하면, 만질 수 있을 정도程度있읍니다.
小川の両岸は、かしの木ぎが、こげ茶のかたまりのように見えました。
개울 양쪽 기슭떡갈나무들짙은 갈색덩어리처럼 보였습니다.
ふくろうたち住んでいるは、右岸の、こちらから数えて 三番目かしでした。
올빼미들살고 있는 오른쪽 기슭이쪽에서 떡갈나무였읍니다.
ニコラNicolasは、日の暮れに、ふくろうたち たてずにとぶのを、よく、そっと見ていました。
니콜라Nicolas해질 무렵올빼미들소리 내지 않고 날고 있는 것곧잘 보아 왔었읍니다.
去年の朝、年とったふくろうが一羽、 うっかり日の光にあてられてしまった見たことあります。
작년昨年 가을어느 날 아침, 나이 먹은 올빼미 한 마리가 잘못하여 햇빛을 받은 있었읍니다.
ふくろうは、まるいぱちぱちさせていました。
올빼미깜박깜박 거리고 있었습니다. ”
みみずくたちは、むかいの、左岸のほうに、たくさん住んでいます。
“수리부엉이들맞은편 왼쪽 기슭많이 살고 있었습니다.”
「耳すましてごらん、リーズLise。」
“귀기울여 봐, 리이즈Lise.”
と、ニコラNicolas小声いいました。
니콜라Nicolas작은 소리말했습니다.
「ホウ、ホー、ホー、ホー。」
“부엉, 부엉, 부엉, 부엉.”
「聞こえる?」
“들리니?”

「そしたら、あたし、寝られそうよ。」
「聞いてごらん。」
「ホウ、ホー、ホー、ホー。」
「すばらしいわ。あした学校へいったら、ふくろうの声を聞いたって、みんなにいおうっと。みんなおどろくでしょうね。さあ、あたし寝るわ。」
「また、電話してくれる?」
「ええ、もちろん勿論。あたしひとりの夜は、いつも電話するわ。」
「電話番号わすれるなよ。」
「あっ、そうだ。番号、わたし知らないんだわ。だって、まっ暗ななかで、でたらめにダイヤルしたんだもの。」
「よし、じゃ、おぼえてくれよ。一六-三四-二七-六二-四九九。いってごらん。」
「一六-三四-二七-六二-九九。」
「ちがうよ。四九九。」
「一六-三四-二七-六二-四九九。」
「そう、わすれない?」
「ええ、メモmemoしておくから。じゃ、おやすみ、ニコラNicolas。」
「おやすみ、リーズLise。」
ところで、さっきの、コトコトっていう音は、どうなったのかしら。きっと寝ちゃったのでしょうね。「あーあ。」 死にそうに眠くなって、リーズLiseは、あくびをしました。まぶたが、しぜんにくっついてきました。 夢うつつのなかで、ねこのカブルーが、リーズLiseのほおにからだをすりよせてきました。 ゴロゴロ、ゴロゴロ、つむぎ車がまわる音のよう。あたたかなねこの毛の中に鼻をうずめて、リーズLiseは眠ってしまいました。
 “응, 잘 들려. 놀랐서! 어쩌면 꼭 내 안에 있는 것 같아.”
“넌 올빼미 소리 무섭지 않니?”
“안 무서워. 올빼미는 언제나 떡갈나무에 있니?”
“응, 줄기의 구멍 속에 있어.”
“넌 보러 간 적이 있니?”
“없어. 왜냐 하면 가까이 가면, 무서워서 다른 곳으로 날아가 버리기 때문이야.”
“가 버리면 큰일이지. 그 소리 좀더 들려 줄 수 있겠니?”
“좋아.”
“그러면 난 잘 수 있을 것 같아.”
“들어 봐.”
“부엉, 부엉, 부엉, 부엉.”
“멋지다. 나 학교学校에 가면 올빼미 우는 소릴 들었다고 모두에게 이야기할 거야. ”
“아마 모두들 놀랄걸. 이제, 나 잘 테야.”
 “너, 또 전화電話 걸어 줄 테야?”
“응, 물론勿論이지. 나 혼자 있는 밤에는 언제나 전화電話걸게.”
전화번호電話番号 잊지 마.”
“아 참, 그렇지. 번호番号, 난 몰라. 컴컴한 데서, 마구 돌린걸 뭐.”
“좋아, 그럼 기억記憶해 둬. 16-34-27-62-499. 한번一番 불러 봐.”
“16-34-27-62-99.”
“아니야. 499야.”
“16-34-27-62-499.”
“그래, 잊지 않겠니?”
“응, 메모memo해 두겠어. 그럼 잘 자, 니콜라Nicolas.”
“잘 자, 리이즈Lise.”
그런데 아까 들리던 그달그락 소리는 어떻게 된 걸까. 아마 잠들어 버린 모양模様이지. ‘아마ー’ 졸음이 밀려 와서 리이즈Lise는 하품을 하였읍니다. 눈꺼풀이 저절로 붙어 버렸읍니다. 꿈 속인지 생시生時인지 알 수 없지만, 고양이 까브르가 리이즈Lise의 볼에 몸을 바싹 갖다 대고 가르랑가르랑, 물레 돌아가는 것 같은 소리를 냈읍니다. 따뜻한 고양이 털 속에 코를 박고, 리이즈Lise는 잠들어 버렸읍니다.
「ええ、よく聞こえる。おどろいた!まるでわたしの部屋のいるみたい。」
“응, 들려. 놀랐서! 어쩌면 꼭 있는 것 같아.”
「きみ、ふくろうのこわくない?」
“넌 올빼미 소리 무섭지 않니?”
ぜんぜん全然ね、ふくろうって、いつもかしの木いるの?」
“안 무서워. 올빼미언제나 떡갈나무있니?”
「うん、いるんだよ。」
“응, 줄기구멍 속있어.”
「あなた、見にいったことある?」
“넌 보러 적이 있니?”
「ないよ。だって、近くにいったら、こわがってよそへとんでいっちゃうもの。」
“없어. 왜냐 하면 가까이 가면, 무서워서 다른 곳으로 날아가 버리기 때문이야.”
「いっちゃったら残念だものね。ねえ、もうちょっと声を聞かせて。いいかしら?」
“가 버리면 큰일이지. 그 소리 좀더 들려 줄 수 있겠니?”
「いいとも。」
“좋아.”
「そしたら、あたし、寝られそうよ。」
“그러면 잘 수 있을 것 같아.”
「聞いてごらん。」
“들어 봐.”
「ホウ、ホー、ホー、ホー。」
“부엉, 부엉, 부엉, 부엉.”
「すばらしいわ。あした学校いったら、ふくろうの声を聞いたって、 みんないおうっと。みんなおどろくでしょうね。さあ、あたし寝るわ。」
“멋지다. 학교学校가면 올빼미 우는 소릴 들었다고 모두에게 이야기할 거야. ”“아마 모두들 놀랄걸. 이제, 잘 테야.”
また、電話してくれる?」
“너, 전화電話 걸어 줄 테야?”
「ええ、もちろん勿論あたしひとりのは、いつも電話するわ。」
“응, 물론勿論이지. 혼자 있는 에는 언제나 전화電話걸게.”
「電話番号わすれるなよ。」
전화번호電話番号 잊지 마.”
「あっ、そうだ。番号、わたし知らないんだわ。だって、まっ暗ななかで、 でたらめにダイヤルしたんだもの。」
“아 참, 그렇지. 번호番号, 몰라. 컴컴한 데서, 마구 돌린걸 뭐.”
「よし、じゃ、おぼえてくれよ。一六-三四-二七-六二-四九九。いってごらん。」
“좋아, 그럼 기억記憶해 둬. 16-34-27-62-499. 한번一番 불러 봐.”
「一六-三四-二七-六二-九九。」
“16-34-27-62-99.”
「ちがうよ。四九九。」
“아니야. 499야.”
「一六-三四-二七-六二-四九九。」
“16-34-27-62-499.”
「そう、わすれない?」
“그래, 잊지 않겠니?”
「ええ、メモmemoしておくから。じゃ、おやすみ、ニコラNicolas。」
“응, 메모memo두겠어. 그럼 잘 자, 니콜라Nicolas.”
「おやすみ、リーズLise。」
“잘 자, 리이즈Lise.”
ところで、さっきの、コトコトっていうは、どうなったのかしら。 きっと寝ちゃったのでしょうね。「あーあ。」
그런데 아까 들리던 그달그락 소리어떻게 된 걸까. 아마 잠들어 버린 모양模様이지. ‘아마ー’
死にそうに眠くなって、リーズLiseは、あくびしました。 まぶたが、しぜんにくっついてきました。
졸음이 밀려 와서 리이즈Lise하품하였읍니다. 눈꺼풀저절로 붙어 버렸읍니다.
夢うつつのなかで、ねこのカブルーが、リーズLise ほおからだすりよせてきました。
꿈 속인지 생시生時인지 알 수 없지만, 고양이 까브르리이즈Lise 바싹 갖다 대고
ゴロゴロ、ゴロゴロ、つむぎ車がまわる音のよう。 あたたかなねこの毛のうずめて、 リーズLise眠ってしまいました。
가르랑가르랑, 물레 돌아가는 것 같은 소리를 냈읍니다. 따뜻한 고양이 박고, 리이즈Lise잠들어 버렸읍니다.

2 ゆうべ、なにを聞いたか、あててよ

リーズLiseは、学校への道を小走りに走っていきました。けさは、うれしくて、うれしくてたまりません。
手さげかばんの底で、定規と鉛筆が、カタカタ、カタカタ、うたっています。交通巡査まで、白い警棒で拍子をとっているみたい。
おや、コリンヌCorinneに、ジャーヌJaneに、アメリーAmélie、それに、オリビエOlivierブリュノーBruneauだわ。みんなリーズLiseのクラスの子です。
「おはよう。元気?」
「少し走らない?」
「待って。」と、リーズLiseは、大声でいいました。「こっちへ来て。話があるの。ゆうべ、あたし、なにがうたっているのを聞いたか、あててよ。」
つぎからつぎへと、答えがとびだします。
「すずめ。」
「はずれ。」
「ちょうちょう。」
「今までに、ちょうちょうがうたったなんて聞いたことある?」
「じゃ、門番のおばさん。」
「ちがうわよ。」
「浮浪者。」
「はずれ。みんな、このへんであきらめたら?」
「よーし。」
「それじゃ、教えてあげるけど、ふくろうがうたっているのを聞いたの。」
信じられないというように、みんなは、口をぽかんとあけたまんま。
「詩にでてくるあのふくろう?」
と、ブリュノーBruneau
「そう、そのものずばり。」
「目がまんまるくって、小さな耳がある、あのテレビteleviにでてくるやつ?」
「そのとおり。」
「うそ?」
알아맞혀 보아요

리이즈Lise는, 학교学校로 가는 길을 종종걸음으로 뛰어가고 있었읍니다. 오늘 아침은 너무너무 좋았읍니다. 손가방 안에서 자와 연필鉛筆이, 달그락달그락 노래를 부르고 있었읍니다. 교통 순경交通 巡警까지 흰 경봉警棒으로 박자拍子를 맞추고 있는 것 같았읍니다.
어머나, 콜린Corinne, Jane, 아멜리Amélie, 그리고 올리비에Olivier, 부뤼노Bruneau가 보이네! 모두 리이즈Lise와 같은 아이들입니다.
“안녕, 잘 잤니?”
“조금 뛰어가지 않으련?”
“잠깐.” 하고, 리이즈Lise는 큰 소리로 말을 이었읍니다.
“이리 와 봐. 할 이야기가 있어. 어젯밤에 나, 노래 소리를 들었는데, 무슨 소리를 들었는지 알아맞혀 봐.”
잇달아 대답對答이 뛰어 나왔읍니다.
“참새.”
“틀렸읍니다.”
“나비.”

“맞았어, 바로 그거야.너, 나비가 노래 부르는 소리 들은 적 있니?”
“그러면 지기 아주머니.”
“아니야.”
룸펜lumpen.”
“맞히지 못했읍니다. ”
“모두 이쯤에서 단념断念하는 게 어떻겠니?”
“좋아.”
“그러면 가르쳐 줄께. 올빼미가 노래 부르는 소리를 들었어.”
믿을 수 없다는 듯이 모두 입을 멍하니 벌리고 있었습니다.
에서 나오는 그 올빼미 말이니?”
하고 말하는 부뤼노Bruneau.
リーズLiseは、学校への 小走りに走っていきました。けさは、うれしくて、うれしくてたまりません。
리이즈Lise는, 학교学校로 가는 종종걸음으로 뛰어가고 있었읍니다. 오늘 아침너무너무 좋았읍니다.
手さげかばんので、定規鉛筆が、 カタカタ、カタカタ、うたっています。交通巡査まで、白い 警棒拍子とっているみたい。
손가방 에서 연필鉛筆이, 달그락달그락 노래를 부르고 있었읍니다. 교통 순경交通 巡警까지 경봉警棒으로 박자拍子맞추고 있는 것 같았읍니다.
おや、コリンヌCorinneに、ジャーヌJaneに、 アメリーAmélieそれに、オリビエOlivier ブリュノーBruneauだわ。みんなリーズLise クラスの子です。
어머나, 콜린Corinne, Jane, 아멜리Amélie, 그리고 올리비에Olivier, 부뤼노Bruneau가 보이네! 모두 리이즈Lise와 같은 아이들입니다.
「おはよう。元気?」
“안녕, 잘 잤니?”
「少し走らない?」
“조금 뛰어가지 않으련?”
「待って。」と、リーズLiseは、大声いいました。 「こっちへ来て。あるの。
“잠깐.” 하고, 리이즈Lise큰 소리말을 이었읍니다. “이리 와 봐. 할 이야기있어.
ゆうべ、あたし、なにがうたっているのを聞いたか、あててよ。」
어젯밤에 나, 노래 소리를 들었는데, 무슨 소리를 들었는지 알아맞혀 봐.”
つぎからつぎへと、答えとびだします。
잇달아 대답對答뛰어 나왔읍니다.
「すずめ。」
“참새.”
「はずれ。」
“틀렸읍니다.”
「ちょうちょう。」
“나비.”
「今までに、ちょうちょううたったなんて聞いたことある?」
“맞았어, 바로 그거야.너, 나비노래 부르는 소리 들은 적 있니?”
「じゃ、門番のおばさん。」
“그러면 지기 아주머니.”
「ちがうわよ。」
“아니야.”
「浮浪者。」
룸펜lumpen.”
「はずれ。みんな、このへんあきらめたら?」
“맞히지 못했읍니다. ” “모두 이쯤에서 단념断念하는 게 어떻겠니?”
「よーし。」
“좋아.”
「それじゃ、教えてあげるけど、ふくろううたっているの聞いたの。」
“그러면 가르쳐 줄께. 올빼미노래 부르는 소리들었어.”
信じられないというように、みんなは、ぽかんとあけたまんま。
믿을 수 없다는 듯이 모두 멍하니 벌리고 있었습니다.
「詩でてくるあのふくろう?」
에서 나오는 올빼미 말이니?”
と、ブリュノーBruneau
하고 말하는 부뤼노Bruneau.

と、ジャーヌJaneは信じません。
「あら、ほんとうよ。」
と、リーズLise
「でも、そんなことありえないわ。だって、パリParisにふくろうなんかいないもの。」
パリParisには、いないわよ。」
「じゃ、どこなのよ。」
ラ・モワヌリーLa Moinerieってとこ。遠いいなかの農場よ。」
「で、きみ、その声をベッドの中で聞いたっていうの?」
と、オリビエOlivier
「そう、そうなの、電話で聞いたのよ。」
「あっ、はっは、ふくろうが電話するなんて、あっはっは。」と、ほかの子どもたちも大笑い。
「ふくろう氏の家の電話番号教えてくれよ。」
手を受話器のようにまるめて口にあてると、オリビエOlivierはさけびました。
「もしもし、ふくろうさんのおたくですか?」
「あなたたち。あたしのいうこと本気にしないのなら、もう、なんにも話してあげないわ。」

“맞았어, 바로 그거야.”
“눈이 동그랗고 작은 귀가 달린, 텔레비전television에 나오는 녀석 말이지?”
“맞았어.”
“거짓말이지?”
하고 Jane은 믿으려 않았읍니다.
“어마, 정말이야.”
하고 말하는 리이즈Lise.
“하지만 그런 일이 있을 수 없잖아. 파리Paris에 올빼미가 어디 있어.”
파리Paris엔 없어.”
“그럼 어디 있어.”
라므와느리La Moinerie라는 곳. ”
“먼 시골 농장農場이야.”
“그럼, 넌 올빼미 소리를 침대寝臺 안에서 들었단 말이냐?”
하고 말하는 올리비에Olivier.

“그래, 그렇단 말이야. 전화電話로 들었어.”
“아하하하 올빼미가 전화電話를 한단다. 아하하하.”
다른 아이들도 크게 웃었읍니다.
“올빼미 네 집 전화 번호電話 番号 가르쳐 다오.”
손을 수화기受話器처럼 만들어 입에 대더니, 올리비에Olivier가 소리쳤읍니다.
“여보여보, 올빼미 입니까?”
“너희들, 내가 하는 말 곧이듣지 않는다면, 이제 아무 이야기도 해 주지 않을 거야.”
리이즈Lise는 발끈 화를 냈읍니다.
“너희들, 서두르지 않으면 지각遅刻하겠다.”
신문新聞 파는 아저씨가 말했읍니다.
여느 때 같으면, 이 아저씨하고 학교学校 앞에서 엇갈리는데・・・・・・.
“땡, 땡, 땡. 빨리 빨리, 땡, 땡.”
대성당大聖堂의 큰 시계時計시간時間을 알리고 있읍니다.
리이즈Lise는, 뛰었습니다. 다른 아이들도 뛰었습니다. 모두들 허겁지겁 서둘렀읍니다. 부우츠boots가 터덕터덕 소리를 냈읍니다. 모자帽子 밑으로 비어져 나온 여자女子 아이의 긴 머리가 바람에 나부끼고 있었읍니다. 마치, 망아지들이 뛰고 있는 것 같았읍니다.
학생学生들은 교실教室 앞에 늘어서 있었읍니다.
삐꺽! 교실教室 이 내는 소리. 리이즈Lise관심関心을 모으려고, 일부러 소리를 낸 것입니다.
「そう、そのものずばり。」
“맞았어, 바로 그거야.”
「目まんまるくって、小さなある、 あのテレビteleviでてくるやつ?」
“눈동그랗고 작은 달린, 텔레비전television나오는 녀석 말이지?”
「そのとおり。」
“맞았어.”
「うそ?」
“거짓말이지?”
と、ジャーヌJane信じません。
하고 Jane믿으려 않았읍니다.
「あら、ほんとうよ。」
“어마, 정말이야.”
と、リーズLise
하고 말하는 리이즈Lise.
「でも、そんなことありえないわ。 だって、パリParisふくろうなんかいないもの。」
“하지만 그런 일이 있을 수 없잖아. 파리Paris올빼미가 어디 있어.”
パリParisには、いないわよ。」
파리Paris없어.”
「じゃ、どこなのよ。」
“그럼 어디 있어.”
ラ・モワヌリーLa Moinerieってとこ。遠いいなかの農場よ。」
라므와느리La Moinerie라는 곳. ” “먼 시골 농장農場이야.”
「で、きみ、その声ベッドの聞いたっていうの?」
“그럼, 올빼미 소리침대寝臺 에서 들었단 말이냐?”
と、オリビエOlivier
하고 말하는 올리비에Olivier.
「そう、そうなの、電話聞いたのよ。」
“그래, 그렇단 말이야. 전화電話들었어.”
「あっ、はっは、ふくろう電話するなんて、あっはっは。」と、 ほかの子どもたち大笑い。
“아하하하 올빼미전화電話를 한단다. 아하하하.” 다른 아이들크게 웃었읍니다.
「ふくろう氏の家の電話番号教えてくれよ。」
“올빼미 전화 번호電話 番号 가르쳐 다오.”
受話器のようにまるめてあてると、 オリビエOlivierさけびました。
수화기受話器처럼 만들어 대더니, 올리비에Olivier소리쳤읍니다.
「もしもし、ふくろうさんのたくですか?」
“여보여보, 올빼미 입니까?”
「あなたたち。あたしのいうこと本気にしないのなら、もう、なんにも話してあげないわ。」 と、リーズLiseかんかんです。
“너희들, 내가 하는 말 곧이듣지 않는다면, 이제 아무 이야기도 해 주지 않을 거야.” 리이즈Lise발끈 화를 냈읍니다.
「きみたち、急がないと遅刻するよ。」
“너희들, 서두르지 않으면 지각遅刻하겠다.”
と、新聞売りのおじさんいいました。
신문新聞 파는 아저씨말했읍니다.
いつもなら、このおじさんとは、校門の すれちがうんですが。
여느 때 같으면, 아저씨하고 학교学校 에서 엇갈리는데・・・・・・.
「ボーン、ボーン、ボーン。早く、早く、ボーン、ボーン。」
“땡, 땡, 땡. 빨리 빨리, 땡, 땡.”
大聖堂大時計なっています。
대성당大聖堂시계時計 시간時間을 알리고 있읍니다.
リーズLiseは、かけだしました。ほかの子たちあとにつづきます。 みんな、それは、大急ぎ。ブーツbootsカタカタなっています。
리이즈Lise는, 뛰었습니다. 다른 아이들뛰었습니다. 모두들 허겁지겁 서둘렀읍니다. 부우츠boots터덕터덕 소리를 냈읍니다.
ぼうし帽子からはみでている女の子長い なびいています。まるで、子馬たちが、かけているよう。
모자帽子 으로 비어져 나온 여자女子 아이머리 바람나부끼고 있었읍니다. 마치, 망아지들뛰고 있는 것 같았읍니다.
生徒たちは、教室のならんでいました。
학생学生교실教室 늘어서 있었읍니다.
ギーッ! 校庭の門きしむ音。 リーズLise注意ひこうと、 わざとたてたのです。
삐꺽! 교실教室 내는 소리. 리이즈Lise관심関心모으려고, 일부러 소리것입니다.

と、リーズLiseはかんかんです。
「きみたち、急がないと遅刻するよ。」
と、新聞売りのおじさんがいいました。
いつもなら、このおじさんとは、校門の前ですれちがうんですが。
「ボーン、ボーン、ボーン。早く、早く、ボーン、ボーン。」
大聖堂の大時計がなっています。
リーズLiseは、かけだしました。ほかの子たちもあとにつづきます。 みんな、それは、大急ぎ。ブーツbootsがカタカタなっています。 ぼうし帽子の下からはみでている女の子の長い髪が風になびいています。 まるで、子馬たちが、かけているよう。
生徒たちは、教室の前にならんでいました。
ギーッ! 校庭の門のきしむ音。リーズLiseが注意をひこうと、わざと音をたてたのです。みんなは、ふりむき、、先生はまゆをしかめました。
「遅刻したものたち! きみらは寝ぼうしたのかね? 早くはいりなさい!」
「ハクション!」
オリビエOlivierはくしゃみをしました。
教室ってなんのにおいがするのかしらと、リーズLiseは思いました。チョーク? 鉛筆の芯? それから?・・・・・・・糊のにおいらしいわ。
「ぼく、ハンカチわすれちゃった。」
と、オリビエOlivierが耳うちしました。
リーズLiseは、スモックのポケットから、ティッシュをとりだしました。
「さ、これ使って。」
しーっ。先生と生徒のあいだでは、もう活発な会話がはじまっていました。だって、きのうは三月二五日、聖母マリアへのお告げの祝日で、春の最初の日曜日だったのですもの! みんなは、なにをしてすごしたか、競争で話そうとしています。
「ぼくは、森を散歩しました。」
「ぼくは、いなかへいきました。」
「ぼくんちは、みんなで、海へいきました。」
「あたし、黄水仙をつんだんです。」と、やさしい金髪のベアトリスBéatriceがいいました。「それで、大きい花束を作って、みんなに持っていきました。」
うわーっ、 みんなは、ふちがレースのように黄色い花の、みずみずしさにうっとり。
「まるで、太陽の花束みたいだ!」
と、ブリュノーBruneauがさけびました。
 生徒たちは、花が咲き乱れた牧場の甘い香りをかぎとろうと、いっしょうけんめいです。
「ところで、リーズLise、きみは、きのう、なにをしましたか?」
と、先生がたずねました。
リーズLiseの顔は生き生きして、目が輝きました。リーズLiseは、こう答えたかったのです。
(あたし、一日じゅう家にいました。けど、ゆうべ、ニコラNicolasっていういなかの男の子とお友達になったんです。ラ・モワヌリーLa Moinerie農場のふくろうの声も聞きました・・・・・・・)
六〇のひとみが、なんて答えるかと、リーズLiseをじっと見つめています。リーズLiseは、なんだか、こわくなってきました。こんなこと話したってしようがないわ。だれも信じてくれないにきまってるもの。みんなにからかわれるくらいがおちだわ。

아이들이 모두들 돌아다보았읍니다. 선생先生님은 이맛살을 찡그렸읍니다.
지각遅刻한 사람들! 너희들은 늦잠을 잔 거야? 빨리 들어가라!”
“에취!”
올리비에Olivier가 재채기를 했읍니다.
교실教室에서 무슨 냄새가 나는 것일까, 하고 리이즈Lise는 생각했읍니다.
분필粉筆? 연필鉛筆 ? 아니······· 풀 냄새인지도 몰라.”
“나 손수건을 잊어버리고 왔어.”
올리비에Olivier가 귀엣말을 하였읍니다.
리이즈Lise는 겉옷 호주머니에서 보드라운 휴지休紙를 꺼냈읍니다.
“자, 이것 써.”
쉿. 선생先生님과 학생学生들 사이에선 벌써 활발活発대화対話가 시작되고 있었읍니다. 어제는 3 25, 성수태聖受胎 고지절告知節이었으며, 봄 들어 첫 일요일日曜日이었으니까요! 모두들 무엇을 하고 지냈는가를 다투어 말하려고 하였읍니다.
“나는 숲을 산책散策했읍니다.”
“나는 시골에 갔읍니다.”
“우리는 식구食口가 모두 바다에 갔읍니다.”
“난 노란 수선화水仙花를 꺾었어요.”
상냥한 금발金髪 머리 베아트리스Béatrice가 말했읍니다.
“그래서 큰 꽃다발을 만들어 가지고 왔읍니다.”
와앗, 모두들, 가장자리가 레이스처럼 고운 노란 꽃의 싱그러움에 황홀恍惚해하였읍니다.
“마치 태양太陽의 꽃다발 같다!”
부뤼노Bruneau가 소리쳤읍니다.
학생学生들은 꽃이 흐드러지게 피어 있는 목장牧場의 달콤한 냄새를 맡으려고 야단들이었읍니다.
“그런데, 리이즈Lise, 너는 어제 무엇을 했지?”
선생先生님이 물었읍니다.
리이즈Lise의 얼굴에는 생기生氣가 넘치고 눈이 반짝반짝 빛났읍니다. 리이즈Lise는 이렇게 대답對答하고 싶었던 것입니다・・・・・・.
‘저는 하루 종일終日 집에 있었어요. 하지만 어젯밤 니콜라Nicolas라고 하는 시골에 사는 남자男子 아이와 친구가 되었어요. 라므와느리La Moinerie 농장農場의 올빼미 소리도 들었어요・・・・・・. ’
예순 개의 눈동자가 무엇이라고 대답對答하나 하고, 리이즈Lise를 물끄러미 바라보고 있읍니다. 리이즈Lise공연公然히 무서워졌읍니다. 이런 이야기는 해 보아야 아무 소용所用도 없다. 아무도 믿어 주지 않을걸 뭐. 모두에게 놀림을 받는 것이 고작일 거야.
みんなは、ふりむき、先生まゆしかめました。
아이들이 모두들 돌아다보았읍니다. 선생先生이맛살찡그렸읍니다.
「遅刻したものたち! きみら寝ぼうしたのかね? 早くはいりなさい!」
지각遅刻사람들! 너희들늦잠을 잔 거야? 빨리 들어가라!”
「ハクション!」
“에취!”
オリビエOlivierくしゃみしました。
올리비에Olivier재채기했읍니다.
教室ってなんのにおいするのかしらと、 リーズLise思いました。 チョーク? 鉛筆の芯? それから?・・・・・・・糊のにおいらしいわ。
교실教室에서 무슨 냄새나는 것일까, 하고 리이즈Lise생각했읍니다. 분필粉筆? 연필鉛筆 ? 아니······· 냄새인지도 몰라.”
「ぼく、ハンカチわすれちゃった。」
“나 손수건을 잊어버리고 왔어.”
と、オリビエOlivier耳うちしました。
올리비에Olivier귀엣말을 하였읍니다.
リーズLiseは、スモックのポケットから、ティッシュとりだしました。
리이즈Lise겉옷 호주머니에서 보드라운 휴지休紙꺼냈읍니다.
「さ、これ使って。」
“자, 이것 써.”
しーっ。先生生徒のあいだでは、 もう活発な会話はじまっていました。
쉿. 선생先生학생学生사이에선 벌써 활발活発대화対話시작되고 있었읍니다.
だって、きのう三月二五日、 聖母マリアへのお告げの祝日で、 春の最初の日曜日だったのですもの! 
어제3 25, 성수태聖受胎 고지절告知節이었으며, 봄 들어 일요일日曜日이었으니까요!
みんなは、なにしてすごしたか、競争で話そうとしています。
모두들 무엇하고 지냈는가를 다투어 말하려고 하였읍니다.
「ぼくは、散歩しました。」
“나산책散策했읍니다.”
「ぼくは、いなかいきました。」
“나시골갔읍니다.”
「ぼくんちは、みんなで、いきました。」
“우리는 식구食口모두 바다갔읍니다.”
「あたし、黄水仙つんだんです。」と、やさしい金髪の ベアトリスBéatriceいいました。 「それで、大きい花束作って、みんなに持っていきました。」
“난 노란 수선화水仙花꺾었어요.” 상냥한 금발金髪 머리 베아트리스Béatrice 말했읍니다. “그래서 꽃다발만들어 가지고 왔읍니다.”
うわーっ、みんなは、ふちレースのように黄色い花の、みずみずしさうっとり。
와앗, 모두들, 가장자리레이스처럼 고운 노란 꽃싱그러움황홀恍惚해하였읍니다.
「まるで、太陽花束みたいだ!」
“마치 태양太陽꽃다발 같다!”
と、ブリュノーBruneauさけびました。
부뤼노Bruneau소리쳤읍니다.
生徒たちは、咲き乱れた牧場 甘い香りかぎとろうと、いっしょうけんめいです。
학생学生흐드러지게 피어 있는 목장牧場 달콤한 냄새맡으려고 야단들이었읍니다.
「ところで、リーズLiseきみは、きのう、なにしましたか?」
“그런데, 리이즈Lise, 어제 무엇했지?”
と、先生たずねました。
선생先生물었읍니다.
リーズLise生き生きして、輝きました。 リーズLiseは、こう答えたかったのです。
리이즈Lise얼굴에는 생기生氣가 넘치고 반짝반짝 빛났읍니다. 리이즈Lise이렇게 대답對答하고 싶었던 것입니다・・・・・・.
(あたし、一日じゅういました。 けど、ゆうべ、ニコラNicolasっていういなかの 男の子お友達になったんです。
‘저는 하루 종일終日 있었어요. 하지만 어젯밤 니콜라Nicolas라고 하는 시골에 사는 남자男子 아이친구가 되었어요.
ラ・モワヌリーLa Moinerie農場ふくろうの聞きました・・・・・・・)
라므와느리La Moinerie 농장農場올빼미 소리들었어요・・・・・・. ’
六〇ひとみが、なんて答えるかと、 リーズLiseじっと見つめています。 リーズLiseは、なんだか、こわくなってきました。
예순 개눈동자무엇이라고 대답對答하나 하고, 리이즈Lise물끄러미 바라보고 있읍니다. 리이즈Lise공연公然무서워졌읍니다.
こんなこと話したってしようがないわ。 だれ信じてくれないにきまってるもの。みんなからかわれるくらいおちだわ。
이런 이야기는 해 보아야 아무 소용所用도 없다. 아무믿어 주지 않을걸 뭐. 모두에게 놀림을 받는 것고작일 거야.


韓国の盗作-児童文学
もしもしニコラNicolas!


日本語版

(あかね書房)

韓国語盗作版

(중앙일보中央日報)

「ねえ、同じにわとりが、こんなに、いろいろな卵を産んだの?」
と、リーズLiseは、ききました。
「そうじゃないでしょうね。」
ぽん、ぽん、ぽん、と、お母さんは、ボールのふちで卵を割り、黄身と白身を分けました。
「胚を見せて。」

「같은 닭이 이렇게 여러 가지 알을 낳았나요?」
하고 리즈Lise가 물었읍니다.
「그렇지는 않을 거야.」
톡, 톡, 톡, 어머니는 남비 가장자리에다 쳐서 달걀을 깨어, 노른자위와 흰자위로 나누었읍니다.
「어디 봐요.」



「気にいっておくれのようで、あたしは、うれしいよ。あたしは、真珠が好きでね。ほんの小さいころから、集めていたんだよ。」
おばあさんの顔が、パッと明るくなり、青い目は、ひときわ青くなりました。
「持っておいき、シャンドルールChandeleur。みんなあんたにあげるよ。」



「마음에 든 모양이구나. 할머니는 너처럼 어린 때부터 진주真珠를 좋아해서, 늘 모아 두고 있었다.」
이렇게 말하는 할머니의 얼굴이 환하게 밝아졌읍니다. 파란 눈이 한결 더 짙게 빛났읍니다.
「네가 가져. 이거 다 너에게 주겠다.」

回転木戸みたいに、ギーッて音をたてるのかしら?
ニコラNicolasのいなかをうまく想像しようと、リーズLiseは、目を閉じました。……。 左側の水が落ちる音は、大きな池をあひるたちがはねまわっている音……右側では、公園の木がざわざわいっています…… ざらざらした樹皮の下を、赤や黒の背の昆虫たちがはっているのかしら。それから、つっつくとまるまってしまうだんご虫……




에 있는 회전식回轉式 처럼 삐걱 소리를 내짔지?
리즈Lise니콜라Nicolas의 마음을 상상想像하기 해 눈을 감았읍니다…… 왼편에 물이 떨어지는 소리는 커다란 연못에서 집오리들이 돌아다니고 있는 소리…… 오른편에는 나무가 흔들리고 있읍니다. 바람이 스치는 소리…… 꺼칠꺼칠한 나무껍질 밑에, 등에 파랑 이나 빨간 이 박힌 닥경벌레가 기어다니고 있겠지, 그리고,



日本語「そうか、そいつはいいや!それに、きみ、いなかののように、いい顔色をしてるよ。
韓国語「그래,그건잘 됐군!그런데,시골애들과 같이안색이 좋구나.
よしっ、きみのねこは、ぼくつれてってやろう。父さんスーツケース持ってくれているからね。」
옳지,고양이들고 가 줄께.아버지여행 가방旅行 鞄들어다주시고있으니. 」
「けど、カブルーは、いうこときくかしら。」
「하지만,카블들을지모르겠어. 」
もちろん勿論さ、ほら、ぼくが、あごのこうしてなでてやったら、ゴロゴロいって喜んでるだろ。」
물론勿論 들을 거야.이것 봐,만져주니까야옹야옹하고기뻐하고있잖아. 」

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